2024年8月22日から、住信SBIネット銀行がことら送金に対応しました。
ただし、住信SBIネット銀行独自の振込時「ことら送金」自動適用機能が付いているため、住信SBIネット銀行のアプリから振り込むときに普通に振り込みをしたいのにことら送金で送られてしまうといった場合が出てきます。
この記事は、ポイ活的にことら送金自動適用機能にどう対応したらいいかを考えた記事です。
住信SBIネット銀行のことら送金対応、やったね!
ことら送金について確認しておいてほしいことがあるのでよく読んで欲しいニャ!
「ことら送金」自動適用機能とは?
「ことら送金」自動適用機能とは、振込時に「ことら送金」に適用されるか自動で判定して、当てはまる場合は「ことら送金」で振込を行うものです。
住信SBIネット銀行からは以下のように紹介されています。
お客さまより、事前に「ことら送金」利用に対しご同意いただき、アプリ「住信SBIネット銀行」や各NEOBANKアプリでお振込いただくと、通常どおり、振込画面から振込手続きを進めていただくだけで、「ことら送金」が適用される振込であるかどうかを判定し、送金適用条件に合致した場合、自動で「ことら送金」を利用したお振込が選択されます。
ことら送金の適用条件
住信SBIネット銀行のことら送金の適用条件は以下の通りとなっています。
- 送金金額が1回あたり10万円以下
- 個人あての送金
- 送金先が「ことら送金」に対応している金融機関
- 振込依頼人名の変更がない場合
- スマート認証NEO登録済みアプリからの取引
順に確認していきましょう
(ことら送金の適用条件1)送金金額が1回あたり10万円以下
例えば振込金額が1万円や3万円の場合、「1回あたり10万円以下」に当てはまります。
(ことら送金の適用条件2)個人あての送金
例えば自分名義の別の銀行(SBI新生銀行など)に送金する場合、個人あての送金となります。
銀行ポイ活で自分名義の他行に振り込む場合はこちらに該当してきます。
(ことら送金の適用条件3)送金先が「ことら送金」に対応している金融機関
「ことら送金」に対応していない金融機関の場合は「ことら送金」にはなりません。
ただし、ポイ活で使いそうな「みんなの銀行」や「SBI新生銀行」については「ことら送金」の対応金融機関となります。
例えば住信SBIネット銀行からみんなの銀行に振り込む場合は、送金先のみんなの銀行がことら送金に対応している金融機関なので条件に当てはまります。
(ことら送金の適用条件4)振込依頼人名の変更がない場合
振込依頼人名の変更をせずに振り込む場合は当てはまります。
(ことら送金の適用条件5)スマート認証NEO登録済みアプリからの取引
住信SBIネット銀行のフルーツ支店や提携NEOBANKは、振込手数料無料回数をもらうためにスマート認証NEOがほぼ必須となっています。
こちらは普通に使っていたら該当してきます。
「ことら送金」自動適用機能へ、ポイ活的な対応策は?
「ことら送金」自動適用機能は住信SBIネット銀行から他行へ振り込むときの機能となっています。
ポイ活的には住信SBIネット銀行から他行へ振り込んだときに、他行のポイントプログラムで被振込でポイントを獲得できるようにしたいので、ことら送金になったら困るわけです。
- SBI新生銀行・・・他行からの被振込で現金がもらえる
- みんなの銀行・・・他行からの被振込で現金がもらえる
どうしたらことら送金にならずに通常の「振込」にできるのでしょうか、考えてみました。
(1)そもそもことら送金に同意しない
住信SBIネット銀行の紹介分には「お客さまより、事前に「ことら送金」利用に対しご同意いただき」とあります。
すなわち、「ことら送金」利用に対して同意しなければ「ことら送金にはならない」のです。
その場合、ことら送金は使えませんが、代わりに別の銀行・支店にことら送金で資金を送ればOKです。
そこから目的の住信SBIネット銀行の支店に資金移動しましょう。
(例えば住信SBIネット銀行の支店同士は振込手数料無料)
(2)振込依頼人名を変更する
ことら送金の適用条件の一つに、「振込依頼人名の変更がない場合」とあります。
すなわち「振込名義人」を変更すればいいわけです。
振り込みをする際に、「振込名義人」を一文字でもいいので変えて振り込みましょう。
(「カワイイ ネコ」を「カワイイ ネコネ」にしてみる、など。)
そうすると、「ことら送金」にならずに通常の振り込みとなります。
(3)振込の途中でことら送金から振込に変更する
振込を進めていき、ことら送金の条件に適用すると、「ことら送金が選択されました。」という画面になります。
この時「振込に変更する」という画面が出てくるので、ここから振込に変更ができます。
ことら送金に同意しない場合、具体例を交えて解説
ことら送金に同意しない場合、どのようにしたらいいのでしょうか。
住信SBIネット銀行(フルーツ支店)×みんなの銀行の場合を例にとり、以下のような流れで行ってみてはどうでしょうか。
(1)住信SBIネット銀行の別の支店を利用する
住信SBIネット銀行には提携NEOBANKがいくつもあり、これらは別の支店なのでそれぞれ振込手数料は無料です。
例えばことら送金の同意については
- 住信SBIネット銀行(フルーツ支店)・・・ことら送金に同意しない
- ライブドアバンク(住信SBIネット銀行ライブドア支店)・・・ことら送金に同意する
というように設定をしておき、以下の手順で資金移動します。
- 住信SBIネット銀行フルーツ支店→(振込)→みんなの銀行
- みんなの銀行→(ことら送金)→ライブドアバンク
- ライブドアバンク→(振込)→住信SBIネット銀行フルーツ支店
(2)エアウォレットを利用する
住信SBIネット銀行はエアウォレットに対応しているので、別のエアウォレット対応の銀行を利用する方法があります。
- 住信SBIネット銀行フルーツ支店→(振込)→みんなの銀行
- みんなの銀行→(ことら送金)→三井住友銀行
- 三井住友銀行→エアウォレット→住信SBIネット銀行フルーツ支店
まとめ
住信SBIネット銀行の振り込みが自動でことら送金になる「ことら送金」自動適用機能について、ポイ活的にどうやって対応したらよいかについて解説しました。
ことら送金をうまく使って、ポイ活に役立てましょう。