みなさんは楽天ポイントたくさん貯まっていますか?その楽天ポイントの使い道に困っている方は、現金化してみてはどうでしょうか。
今回の記事では、楽天ポイントを楽天証券を使って現金化する方法を紹介します。
現金化できる楽天ポイントは通常ポイントのみです。
期間限定ポイントや、ポイント交換で得られた楽天ポイントは現金化できないので注意しましょう。
ポイントサイトから交換した楽天ポイントは、楽天証券で使えなかったよ。
交換したポイントも楽天証券で使えないのは意外と盲点なので注意してほしいニャ!
楽天ポイントの現金化概要
楽天ポイントは以下の方法で投資信託を購入し、売却することで間接的に現金化ができます。
- (A)楽天証券の投資信託をスポット購入
- (B)楽天証券の投資信託積立
- (C)楽天キャッシュに交換して投資信託積立
楽天ポイントを使って楽天証券の投資信託を購入し売却する場合は、ポイントをなるべく早く現金化にまわしたい時に使います。
楽天証券の投資信託積立に楽天ポイントを利用する場合は、1カ月に1回のタイミングで現金化にポイントを使います。
また、現金化したい楽天ポイント数よりも指定した投資信託の購入金額が多ければ、その分の楽天キャッシュが必要になります。
(A)楽天証券の投資信託をスポット購入
楽天証券の投資信託をスポットで購入して、その際に楽天ポイントを使う方法です。
手順は以下の通りです。
(1)購入画面へ進む
選んだ投資信託の「購入」をクリックして、スポット購入注文画面を開きます。
(2)目論見書の閲覧
「OK」をクリックして目論見書を閲覧します。
(3)購入金額・使用ポイント数を入力
購入金額を入力し、ポイント利用欄で使うポイント数を入力します。
利用ポイント数は、「すべて使う」か、「一部使う」で選択ができます。
(4)分配金コースと口座区分を選択
分配金コースは「再投資型」、口座区分は「特定」にしておけば良いでしょう。
目論見書の内容に承諾するチェックを入れる>「確認」をクリック>注文内容を確認
取引暗証番号を入力し、「注文」を押します。
(B)楽天証券の投資信託積立
楽天証券で投資信託の積立設定を行っておき、楽天ポイントを利用する設定をしておけば、投資信託の購入時に自動で楽天ポイントが利用されます。
設定してある積立注文に対して、月初から順にポイントが利用されます。
「証券口座」、「楽天キャッシュ」、「楽天カード」で積立設定できますが、今回は楽天キャッシュ積み立てで楽天ポイントを使う方法を紹介します。
(1)現在のポイントコースを確認する
楽天証券の「マイメニュー」→お客様情報の設定・変更>「ポイント設定・SPU」を押して、ポイント設定・SPU画面を開きます。
ポイントコースが「楽天ポイントコース」になっていればOKです。
もしなっていなければ変更しておきましょう。
(2)ポイント利用設定(投信積立)をする
同じく「ポイント設定・SPU」画面でポイント利用設定(投信積立)をします。
「ポイント利用設定」の中の「投資信託 積立注文」の「設定する」を選択して、「ポイント利用設定(投信積立)」の画面を開きます。
「ポイント利用設定(投信積立)」の画面では以下の設定をします。
- ポイント利用・・・「利用する」
- 利用方法・・・すべての利用可能ポイントを使う・もしくは利用ポイント上限数を入力
「設定する」を押します
ちなみに、この(1)と(2)は確認なので、設定しなくても進めるならやらなくても大丈夫だニャ。
(3)投資信託の積み立て購入を設定する
投資信託の積立購入を設定する手順を紹介します。
(3-1)積立注文画面を開く
選んだ投資信託の「積立設定」ボタンをクリックし、口座区分を選択します。
現金化するためだけなので、「特定口座」でOKです。
(3-2)引落方法と積立指定日を選択する
積立購入資金の引落方法を選択します
選べる引落方法は[証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)][楽天キャッシュ(電子マネー)][楽天カードクレジット決済][その他金融機関]です。
この中から[楽天キャッシュ(電子マネー)]を選択しましょう。
(3-3)積み立て指定日を設定
楽天キャッシュでの積み立て日を設定します。
[楽天キャッシュ(電子マネー)]は毎月1日~28日の中から選択できます。
(3-4)積立金額を入力する
毎月の積立金額を入力します。
楽天キャッシュの積み立て上限は月に5万円です。
また、この画面で楽天ポイントの利用設定も可能です。
(3-5)分配金コースと口座区分を選択する
分配金コースと口座区分を選択します。分配金コースは「再投資型」、口座区分は「特定」で良いでしょう。
(3-6)確認する
「目論見書の確認へ」をクリック>「未閲覧の書面を確認する」をクリックして、目論見書を確認します。
積立設定内容を確認し、取引暗証番号を入力し、「注文する」をクリックします。
楽天キャッシュ積み立てのポイント利用の注意点
楽天キャッシュ積み立てでポイントを利用する際には注意点があります。
それは、ポイントを利用した注文を設定するのに期限があるという点です。
楽天キャッシュ積み手手の場合は、積立注文の前月13日の午前3時までにポイント利用設定をする必要があり、それにもとづいてポイント拘束が計算されます。
それ以降になるとポイント利用設定が無効になってしまうので余裕をもって設定しましょう。
(C)楽天キャッシュに交換して投資信託積立
楽天ポイントをあらかじめ楽天キャッシュに交換して、楽天キャッシュでの投資信託の積み立てに使う方法です。
やり方は、「(B)楽天証券の投資信託積立に楽天ポイントを利用する」の中の「(3)投資信託の積み立て購入を設定する」の手順で、ポイントを利用せずに楽天キャッシュで積立を行います。
なお、楽天ポイントを楽天キャッシュに交換する過程で、さらにポイント還元が受けられるのでお得な方法と言えます。
楽天ポイントの使い方 | 還元率 | 備考 |
---|---|---|
(1)楽天ポイントをそのままポイント投資に使う | 0% | |
(2)楽天Edyチャージから楽天キャッシュにして積立投資 | 0.5% | |
(3)楽天銀行デビットからファミペイチャージ経由で楽天キャッシュにして積立投資 | 2% | |
(4)楽天銀行デビットからチャージルート経由で楽天キャッシュにして積立投資 | 2.5% | Android限定 |
(5)楽天銀行デビットからWAONチャージ経由で楽天キャッシュにして積立投資 | 3% | iPhone限定 |
↓詳しい内容については別記事をご覧ください
購入した投資信託の売却
スポット購入や積立購入で約定した投資信託は、売却することで現金化できます。
なお、投資信託は注文日から約定日まで数日かかるので注意しましょう。
(1)売却注文画面を開く
「マイメニュー」の口座管理>「保有商品一覧 投資信託」から保有している投資信託を選びます。
「売却」をクリックして売却注文画面を開きます。
(2)売却額を入力する
売却口数・金額を入力しますが、全て売却する場合は「全部売却」を選択して、「確認」を押します。
(3)注文内容の確認
注文内容を確認したら、取引暗証番号を入力し、「注文」を押します。
売却の注文が発注され、約定するまで数日かかります。
売却が完了し、楽天証券の口座に現金が入ったら、銀行口座に出金すれば完了です。
楽天ポイント利用上限
楽天証券での投資信託購入時に楽天ポイントの利用には上限があります。
スポット購入と積立購入とでそれぞれ上限があるので事前に確認しておきましょう。
ダイヤモンド会員とそれ以外で上限に違いがあり、ダイヤモンド会員はほとんど上限が無いような状況です。
スポット購入での楽天ポイント利用上限
ダイヤモンド会員以外 | ダイヤモンド会員 | |
スポット購入(1注文あたり) | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
積立購入での楽天ポイント利用上限
積立注文(1日あたり) | ダイヤモンド会員以外 | ダイヤモンド会員 |
証券口座 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
楽天キャッシュ | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
楽天カードクレジット決済 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
まとめ
今回の記事では楽天ポイントの現金化の方法について解説しました。
それぞれのやり方に特徴があるので、自分に合った方法で試してみてください。
なお、現金化できるのは通常ポイントだけなので注意しましょう。