手数料が安く、金利も高い。さらに使い勝手の良いサービスを備えているネット銀行が増えています。
その中でもオススメの住信SBIネット銀行をご紹介します。
特に「先取り貯金」が簡単にできるサービスがそろっているので、ぜひ活用しましょう。この記事では、そのやり方を解説します。
住信SBIネット銀行は手数料無料回数が多く、便利なサービスがそろっているので、ぜひ活用してみてください。
自動で貯金ができるなんてスゴイ!どうやるの?
住信SBIネット銀行のサービスを組み合わせるニャ!
自動貯金システムをつくろう!
住信SBIネット銀行で、貯金が自動で出来るシステムを作れます。
やり方は以下の通りです。
【自動貯金の手順】
- まず、給与受取口座から住信SBIネット銀行に「定額自動入金サービス」で貯金したい金額を入金します。(一度設定すれば毎月自動で代表口座に入金してくれます。)
- 代表口座とは別で、貯金の「目的別口座」を作っておきます。
- 住信SBIネット銀行の代表口座から各目的別口座に「定額自動振替サービス」を設定します。(例えば老後資金口座、教育資金口座、旅行用口座など)
こうすることで、毎月自動的に貯金ができるようになります。
先取り貯金をするなら、給料が入金される日の翌日に「定額自動入金サービス」の日付を設定すればOKです。
貯金がなかなかできない・・・という人は、この先取り貯金をやってみてください!
↓スゴイ貯金法・・・知りたい人はこの記事を読んでみてね。
住信SBIネット銀行のメリット
住信SBI銀行には多くのメリットがあります。
これらは通常支店の特典です。提携NEOBANKの特典はそれぞれ異なります。
(メリット1)他行宛振込みは、月5回無料から
住信SBIネット銀行では、スマート認証NEOという、スマホ生体認証のセキュリティサービスがあります。
このスマート認証NEOを登録すればスマプロランクが2になり、ATM入出金、他行宛振込みが月5回無料になります。
また、スマプロランク3に上げると、他行宛振込みが月10回無料になります。
(メリット2)「アプリでATM」でATM手数料が無料
2024年12月から、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで「アプリでATM」を使うと、ATM手数料が無料になります。
ただし、キャッシュカードを使った場合は手数料がかかるので注意しましょう。
その他提携のATM手数料についてはデメリットにて解説しています。
(メリット3)スマプロポイントが貯まる
住信SBIネット銀行では、サービスの利用状況に応じて、スマプロポイントが貯まります。
スマプロポイントは、500ポイント以上から1ポイント1円相当で現金に交換できる、住信SBIネット銀行が発行するポイントです。
スマプロポイントの有効期限は、ポイント付与月の翌々年度3月末です。(年度とは、4月1日から翌年3月31日を指します。)
また、提携NEOBANKなら、スマプロポイント以外のポイントを貯めることができます。
もし、サービス利用でTポイントを貯めるなら提携NEOBANKであるT-NEOBANKを開設しましょう。
↓提携NEOBANKとは何かが分かります!
(メリット4)ハイブリッド預金で金利がアップ
住信SBIネット銀行では、2024年10月1日から普通預金金利が0.1%になります。
さらに「SBI証券」と連動させる「ハイブリッド預金」なら、普通預金金利が年0.11%になります。
※金利は変動します。
住信SBIネット銀行の普通預金の金利は高いね!
人件費がかからない分、ネット銀行は金利を高く設定するサービスがあるニャ!
(メリット5)定額自動入金サービスが便利
住信SBIネット銀行では定額自動入金サービスがあります。
定額自動入金サービスとは?
自分名義の他行口座から住信SBIネット銀行の口座へ毎月指定日に指定金額を入金してくれるサービスです。
例えば給料受取口座が別の銀行に指定されている場合、定額自動入金なら毎月決まった日に住信SBIネット銀行の口座へ移してくれます。
住信SBIネット銀行に貯金するのに使いましょう。
定額自動入金サービスの条件
住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスは
- 手数料は無料
- 10,000円以上1,000円単位で設定可能
という条件があります。
定額自動入金サービスの引落日
住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスで引落設定できる日は、他行口座から
- 毎月5日
- 毎月27日
のどちらかに引落しされ、原則引落日の4営業日後に住信SBIネット銀行の代表口座に入金(通常午前中)されます。
手数料が無料なのがありがたいね。
これを利用して自動貯金するシステムを作るニャ!
定額自動入金の注意点
定額自動入金サービスは基本的には無料のサービスですが、一部で有料化されます。
スルガ銀行Dバンク支店から入金する場合、2024年3月27日(水)引落し分の定額自動入金サービスから手数料が330円(税込)/件 かかります。
スルガ銀行Dバンク支店を利用している人は注意しましょう。
(メリット6)定額自動振込サービスが便利
住信SBIネット銀行には定額自動振込サービスがあります。
定額自動振込サービスとは?
例えば月謝や駐車場代、家賃などを毎月振り込んでいる支払いがあるならば、定額自動振込サービスを登録すれば毎月決まった日にちに自動で振り込んでくれます。
銀行・ATMまで行く必要もなく、銀行のアプリでの操作も不要で便利です。
また、自分の他行口座に振り込むこともできるので、このサービスを使って自分の貯金用口座に毎月貯金することもできます。
定額自動振込サービスの条件
振り込みは10件まで登録することができます。
振込手数料は、スマプロランクに応じた月の手数料無料回数内なら無料ですが、それ以降は1件77円です。
ただし、
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友信託銀行
の口座宛は何度でも無料です。
(メリット7)目的別口座を設定できる
住信SBIネット銀行では代表口座と別で、目的別口座を作ることができます。
例えば
- 車購入のための口座
- 旅行代金積み立ての口座
など自由に設定ができます。
目的別口座は10個まで登録できます。
イメージがつきにくいかもしれませんが、一つの銀行口座の中に、親口座(代表口座)と子口座(目的別口座)がある感じです。
目標金額を設定でき、今の達成率を見ることができるので貯金のモチベーションも上がります。
まるで貯金箱があるみたいなサービスですね。
プラモデル預金とギター預金とロードバイク預金と自動車預金とゲーム預金と旅行預金とライブ預金を作ろうかな。
そんなにいっぱい作ったら貯まらなさそうニャ・・・。
(メリット8)定額自動振替サービスがある
住信SBIネット銀行には定額自動振替サービスがあります。
定額自動振替サービスとは?
金額やタイミングなどを指定して、代表口座から目的別口座やSBIハイブリッド預金(SBI証券と連携した預金口座)に振り替えができるサービスです。
定額自動振替サービスの条件
定額自動振替の設定は、最大10件まで可能です。
振り替えタイミングは、毎日・毎週・毎月から選べ、1円から設定することができます。
一度設定すればその後は毎月・毎週と繰り返し行ってくれるので簡単に先取り貯金ができます。
また、自分の口座内でのお金の移動なので手数料もかかりません。
目的別口座から代表口座に戻せるの?
アプリで簡単に戻せるニャ。手数料も無料だニャ!
(メリット9)ATMの入出金もアプリ(スマホ)で行える
住信SBIネット銀行のアプリを使って、ATMで入出金ができます。
アプリで入出金に対応している銀行ATM
住信SBIネット銀行のアプリで入出金ができるのは、
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
が対応しています。
アプリでATMを使う方法
アプリでATMから現金を引き出す場合は、以下のように行います。
- アプリを立ち上げる
- 「アプリでATM」を開いて、「引き出し」を選ぶ
- 金額を入力する
- ATMに表示されるQRコードを読み取る
- アプリに表示される企業番号を入力する
- 暗証番号を入力する
また、このアプリ一つで、目的別口座を作ったり、定額自動振り替えの設定したり、振込を行ったりと、銀行の取引が一通り行えます。
住信SBIネット銀行のデメリット
住信SBIネット銀行のデメリットについても確認しておきましょう。
- スマプロポイントが貯めにくい・使いにくい
- 使えるATMが決まっている
- キャッシュカードを使うと手数料がかかる
- 定額自動入金サービスに対応していない金融機関がある
- 手数料無料回数を増やす条件が複雑
(デメリット1)スマプロポイントが貯めにくい・使いにくい
スマプロポイントは銀行のサービスを利用すると貯まるポイントです。
しかしポイント対象サービスの中でも、
- 預金残高300万円以上
- 外貨積み立て(月10,000円以上)
- 純金積み立て(月5,000円以上)
などは気軽に達成できないため、ポイントが貯めにくいという点がデメリットです。
外貨積み立てや純金積み立ては手数料を考えるとあまりお得とは言えません。
またスマプロポイントは500ポイント以上でないと使えません。貯めるまで時間がかかるのもデメリットです。
提携NEOBANKも考えてみよう
ポイントを貯めるのを目的とするなら、住信SBIネット銀行の通常支店ではなく、提携NEOBANKの開設も検討してみてください。(住信SBIネット銀行の別支店)
提携NEOBANKなら、Tポイントやヤマダポイントなど別のポイントを貯めることができます。
NEOBANKというのは住信SBIネット銀行のブランドですが、提携NEOBANKは提携企業が窓口になる銀行サービスです。
見分け方としては通常の住信SBIネット銀行の口座は支店名がフルーツの名前で、例えば「イチゴ支店」、「ブドウ支店」のようになっています。
↓提携NEOBANKとは何かが分かります!
口座を開設する際にはポイント制度をよく確認しましょう。
(デメリット2)使えるATMが決まっている
住信SBIネット銀行では、使えるATMが決まっています。
アプリATM対応ATM
アプリでATMの使えるATM(キャッシュカードも対応)は、全国の
- セブン銀行
- ローソン銀行
です。
キャッシュカード対応ATM
キャッシュカードのみ対応のATMは、
- イオン銀行
- ゆうちょ銀行
- ファミリーマートやその他コンビニのE-net
- JR東日本の駅構内などのVIEW ALTTE
です。
提携している銀行のATMは少ないので、この点に注意しましょう。
(デメリット3)キャッシュカードを使うと手数料がかかる
2024年12月から、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで「アプリでATM」を使うと、ATM手数料が無料になります。
ただし、キャッシュカードを使った取引は手数料がかかるようになります。
イーネット、ゆうちょ銀行、イオン銀行はキャッシュカードしか使えませんが、これらは手数料がかかります。
また、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMでもキャッシュカードを使った取引は手数料がかかります。
(デメリット4)定額自動入金サービスに対応していない金融機関がある
都市銀行や地方銀行は多くが住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスに対応していますが、中には対応していない金融機関もあるので注意が必要です。
例えばみんなの銀行、JAバンクなどは対応していません。
その場合は、同様のサービスがある
- auじぶん銀行
- イオン銀行
などを検討してみましょう。
(デメリット5)手数料無料回数を増やす条件が複雑
スマプロランク2の達成は簡単なので、手数料無料回数5回の特典は簡単に受けることができます。
しかし、スマプロランク3以上は達成条件がだんだん複雑になってきます。
しっかり内容を理解しないとランクを上げていくのは難しいのがデメリットの一つです。
まとめ
住信SBIネット銀行のメリットと注意点について解説しました。
定額自動入金や定額自動振込サービス、目的別口座など便利なサービスがそろっています。また、ATMや振込手数料の無料回数が多いのも魅力です。
スマプロランクを上げて、手数料無料回数を増やすと、もっと使いやすくなりますよ。