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【節約】電気代を抑える方法を解説します。家電の使い方を見直そう。

節約・お得
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生活の中で毎月大きな金額を占める電気代。なるべく節約したいですよね。

電気消費量が大きい家電の使い方を見直すことで、電気代を抑えることができます。

特に消費電力の大きい家電は以下の通りです。

  • エアコン
  • 冷蔵庫
  • 照明
  • 炊飯器・電気ポット
  • テレビ

それでは、どのようにしたら節約ができるか、一つづつ見ていきましょう。

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(電気代の節約1)エアコンの節約

(1)フィルターを掃除する

エアコンのフィルターを2週間に1度掃除した場合、冷房時で約4%暖房時で約6%の消費電力の削減が期待できます。

冷暖房効率を上げるためにもこまめにフィルター掃除をしましょう

使用頻度や環境にもよるので、ペットがいる家や使用頻度の高い家は1週間に1度掃除しても良いでしょう。

フィルター掃除後は、しっかり乾かしてから装着しましょう。濡れたまま装着すると、故障やカビの原因となってしまいます。

↓こういうプレフィルターも汚れ防止に役立ちます。

(2)室外機のメンテナンス

室外機の状態も、冷暖房の効率に影響を及ぼします。

冷房時

夏の冷房運転時には、室外機は屋内の熱を外に出しています

室外機が直射日光で熱くなってしまうと冷房効率が下がってしまうので、室外機の屋根の部分に被せて日光を避けるタイプのカバーをつけると良いでしょう。

↓屋根に被せる室外機カバーはこういうのです。

暖房時

冬の暖房運転時には、室外機は外気中の熱を吸い込んで、屋内の冷たい空気を室外機から外に出すことで、部屋を暖めています。

室外機に雪が積もってしまうと、室外機が冷やされて暖房効率が下がってしまいます。

冬には雪が積もったら降ろすように気をつけましょう。

(3)設定温度を調節する

夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%の消費電力の削減になるとされています。

設定温度と室内温度の差が大きいと、電気代が大きくなります。

冷房時はあまり設定温度を低くしすぎないように気をつけましょう。

環境省によると、室内の目安温度は夏は28度冬は20度にすると良いといわれています。

これはエアコンの設定温度ではなく室内温度なので、夏にエアコンを28度に設定していてもそれ以上の室温になっていることがあります。

熱中症になってはいけないので、無理しない程度に行いましょう

↓冬に設定温度を調節するなら毛布を着ちゃいましょう。

(4)扇風機やサーキュレーターを使う

部屋が広く、エアコンだけでは室内温度を十分コントロールできない場合には、扇風機サーキュレーターも併用しましょう。

室内の温度ムラをなくすことで体感温度を下げるので快適に過ごせるようになります。

もちろん夏はエアコンをつけずに扇風機だけで過ごせれば電気代は安く済みます。

ただし真夏には室温が体温以上に上がってしまう場合もあるので、室温を必ずチェックし、あまりに暑い場合は無理せずエアコンも使いましょう

↓サーキュレーターは夏に使っても良しです。

(5)除湿を上手に使う

エアコンの除湿機能には、

  • 弱冷房除湿」・・・部屋の温度を下げる除湿
  • 再熱除湿」・・・部屋の温度を下げずに湿度だけを下げる

があります。

この2種類の除湿のうち「再熱除湿」の方が電気代が高くなります。

お使いのエアコンの除湿機能がどちらのタイプかは、そのエアコンのシリーズによって異なるので、取扱説明書をチェックしましょう。

気になるのは「冷房」と「弱冷房除湿」とどちらが電気代が安いかですが、電気代が安い順に

  1. 弱冷房除湿
  2. 冷房
  3. 再熱除湿

となります。

単純に「冷房」をかけるだけでも湿度を下げることができます。

エアコンによって室内の空気を冷やす時には、温度低下によって飽和した水蒸気が結露水となります。

この結露水がドレンホースを通り室外へ排出されます。

これにより室内の湿気が外に出るので、冷房をかければ除湿もされることになります。

一方で、「再熱除湿」は冷やした空気をエアコン内部であたためなおしてから部屋に送ります。

従って室温をそのままにして、除湿することができます

再熱除湿」は「弱冷房除湿」に比べて除湿量が大きいので、梅雨の時期など湿気が多い時には、「再熱除湿」が役に立つでしょう。

一方で、夏の暑い時期には「再熱除湿」よりも「弱冷房除湿」の方が適しているといえます。

↓部屋の湿度は気にしておきましょう。

(6)夏場は日光を遮る

夏には室外で日光を遮断できるオーニング。オーニングを設置して日陰をつくり出すことで体感温度が大幅に下がります。

オーニングの下の体感温度は、日向と比べると約7℃下がるといわれています。

部屋の温度はガラス窓からの直射日光による影響が大きいので、オーニングを設置して日光を遮ると室内の温度を下げることができます

↓夏にオーニングがあると、部屋の温度が結構変わりますよ。

(7)冬場はカーテンで断熱する

部屋の熱の出入りが一番大きいのは窓です。

暖房をつけても熱は窓から逃げていきます。冬の寒さ対策として一番にすべきは窓の断熱です。

窓の断熱対策として、

  • 二重ガラスやトリプルガラスといった複層ガラスに交換する
  • 樹脂サッシへ交換する
  • 二重窓にする

といった方法があります。

しかし、これらは工事費用が高額で簡単に実行するのは難しいのが難点です。

そこで、カーテンの断熱性に注目してみましょう。

カーテンには似たような名前で、

  • 断熱カーテン
  • 遮熱カーテン

の2つがあります。

断熱カーテンとは、熱を遮断するカーテンのことで、室内と外との熱の移動を抑えます。

冬には熱は室内から室外へと逃げてしまうので、冬の寒さ対策には断熱カーテンが活躍します。

遮熱カーテンは、日光を遮って室内への熱の侵入を防ぐカーテンのことです。夏には部屋に差し込む日光によって部屋が暑くなってしまうので、遮熱カーテンが役に立ちます。

どちらを選んだら良いかが問題ですが、

  • 夏には先ほど紹介したオーニングを利用する
  • 冬には断熱カーテンを利用する

のがおススメです。

また、冬の日中は窓ガラスから差し込む日光で室内が暖められるので、カーテンを閉め切らず、日光を取り入れるようにしましょう。

外気温や室内への日当たりをみてカーテンを使用するかを判断しましょう。

↓断熱カーテンはこういうものです。

(電気代の節約2)冷蔵庫の節約

(1)壁から離して設置する

冷蔵庫は、庫内を冷やすために、外に熱を放出しています

そのため、壁につけて設置してしまうと熱が逃げずに熱効率が悪く無駄な電力を使ってしまいます

冷蔵庫は天井から5cm以上壁から左右5mm以上のスペースを確保するようにしましょう。

こうすることで庫内の熱を効率よく放出することができます。

(2)熱いものを入れない

冷蔵庫内に熱いものを入れてしまうと、それを冷やすために余計な電力を使ってしまいます。

さらに、熱が周りの食品に伝わると傷んでしまうことがあります。

熱いものは冷蔵庫の外である程度冷えてから入れるようにしましょう。

(3)冷蔵庫、冷凍庫の詰め方を見直す

冷蔵庫内は冷気を循環させることで中の食品を冷やしています。

中にたくさん物があると冷気が上手く循環しないため、余計な電力を使ってしまいます。

冷蔵庫内は物を詰め込みすぎないようにしましょう。

また、冷凍庫内は、凍った食品がお互いを冷やす役割をするため、なるべく多くの食品を入れておいたほうが熱効率が良く、消費電力を抑えることができます

冷蔵庫と冷凍庫では熱効率の良い物の入れ方が違うので、使い分けるようにしましょう。

(4)扉の開閉回数を減らす

冷蔵庫内の冷気は、扉の開閉によって外へ逃げてしまいます。

扉の開閉回数を半分に減らすと約12%省エネになった例や、開閉時間を半分に減らすと約5%省エネになった例があります。

冷蔵庫内のどこに何を入れるのかをあらかじめ決めておき、扉の開閉回数・開閉時間を減らすように気をつけましょう。

↓冷蔵庫カーテンは熱が逃げるのを抑えます。

(5)温度設定を見直す

食品をしっかり冷やそうと、冷蔵庫の設定温度を「強」にしていませんか?

環境省によると、設定温度を「強」から「中」にした場合、年間で61.7kWh節電できるとされています。

年間61.7kWhの節電で、約1,800円の電気代節約ができます。

(※1kWhあたりの電力量料金を30円として計算。)

(電気代の節約3)照明の節約

(1)LED電球に切り替える

LED電球は消費電力が少ないので、白熱球をLED電球に交換することで節電することができます。

白熱電球の消費電力を54W、LED電球の消費電力を7.8Wとして、1日8時間使用したとして、

  • 白熱球を1年間使用した場合、約4,800円
  • LED電球を1年間使用した場合、約700円

と、金額に大きな差が出てきます。

(※1kWhあたりの電力量料金を30円として計算。)

LED電球は本体の価格が白熱電球よりも高いですが、寿命が長く電気代も安くなるので、トータルで見るとお得だといえます。

↓思い切って、全部LEDに変えてしまいましょう。

(2)照明をつけっぱなしにしない

使っていない部屋の電気はこまめに消すようにしましょう。

照明のつけっぱなしは電気を無駄に使用するので削減するべきところです。

特にトイレ・廊下・洗面所などの電気は消し忘れ安いので、日ごろから気を付けておきましょう。

どうしても消し忘れてしまうようなら、人感センサー式の電球があるので、これに取り換えるのも一つの方法です。

↓人感センサーは、一度使うとその便利さから離れられません。(体験談)

(3)夜の生活範囲を狭くする

日中よりも夜の方が照明を使う量が多くなります

広いリビングでたくさんの電球をつけた状態で長い時間過ごすと、消費電力が大きくなります。

照明の数の少ない寝室や書斎などで過ごす時間を少し増やすことで、照明にかかる電気代を少なくすることができます

リビングでくつろぐ時間も大切だと思うので、生活にメリハリをつけると良いでしょう。

(電気代の節約4)炊飯器・電気ポットの節約

(1)炊飯器の保温をなるべく使わない

炊飯器の保温機能は電気を使い続けるので、消費電力が大きくなります

なるべく長い時間保温を使わないようにしましょう。

長時間保温したご飯は味も落ちるので、食べきれない分は早めに炊飯器から出して、冷蔵や冷凍をするといいでしょう。

(2)電気ポットを使わない

電気ポットはお湯を沸かして、その後保温をし続けるので電気代が多くかかってしまいます。

そこで「電気ケトル」や「やかん」を使ってお湯を沸かし、お湯を「水筒」に入れておきましょう

こうすることで、保温に電気代を使わずに使いたい時に使用することができます。

↓うちでも使っています、電気ケトル。

と、サーモスの水筒は本当に冷めにくいからオススメ。

(電気代の節約5)テレビの節約

(1)ディスプレイの明るさを下げる

テレビの明るさは設定で変えることができます。明るさで消費電力が変わります。

テレビ(32V型)の画面の輝度を最適最大→中間)にした場合、年間で電気27.10kWhの省エネ、約840円の節約となります。

(2)主電源をこまめに切る

テレビを消す時は、ついついリモコンで消してしまいがちですが、本体についている主電源を押して電源を落とすようにしましょう。

テレビはリモコンで消した待機状態でも電力を消費するので、主電源を落とすと消費電力を抑えることができます

また旅行など、長期で家を空けるときはコンセントを抜くと良いでしょう。

↓電源タップを使うという手もあります。

まとめ

特に消費電力の大きいエアコン、冷蔵庫、照明、炊飯器・電気ポット、テレビの節約方法について紹介しました。

少しずつの省エネが年間でみると大きな結果となります。

できるところから一つづつ省エネを進めてみましょう。

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