今回は、おねしょでシーツを洗う手間と洗濯にかかるお金を節約します。
お子さんが小さい時に、おむつが外れたら、悩まされるのがおねしょ。
「汚れたシーツを洗うのが大変」、なのは親の立場ですよね。
本人も上手くできずに困っているのです。
おねしょに悩む日々が始まった
オムツは嫌だと言い始めて
いつからか、
「もう赤ちゃんじゃないから、オムツは嫌!」
というようになり、本人の意見を尊重することに。
自立心が芽生え始めた証拠かな、と微笑ましく思っていました。
でも、微笑ましく思っていたのは最初のうちだけで、
毎日おねしょしたシーツを洗うのが大変!
- 敷布団のシーツを外して洗って
- 敷布団も干して
- 敷布団を取り込んで
- 乾いたシーツをかけなおして
忙しい朝に毎日やってられない!
「オムツ履いて寝てくれる?」
と交渉するも、
本人は断固拒否。。。
え~っ、シーツを洗うのが大変なのよ~。
おねしょで悪夢の日々が始まった
そこから来る日も来る日もおねしょのシーツを洗う毎日。
いつになったらこの日々は終わるのだろうか・・・。
毎日夜も寝れないくらい悩んで、色々な人に相談しました。
夢にまで見ました。本当大げさじゃなくて、大変だったんです。
何万円もするおねしょ教材を買おうかと、本気で悩んでいたほどニャ~。
そんなわが子も今はほとんどおねしょが無くなりました。
そこに至るまでに、役に立った方法やグッズを紹介します。
おねしょに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
おねしょ(夜尿症)の基本の対策
まず、当然ですが基本の対策が一番重要です。
- 塩分の多いものを控える
- 日中にトイレに行って出し切る
- 体が冷えすぎないようにする
- 寝る前に水分を取りすぎない
- 寝る前に必ずトイレに行く
まずは基本の対策を実施するニャ!
(基本のおねしょ対策1)塩分の多いものを控える
塩分が多い食事やお菓子をあげすぎると、のどが渇いて水を欲しがるようになります。
食事はなるべく薄味に、お菓子も塩分に気を付けてあげていました。
お菓子は薄味のものを選んだニャ!
(基本のおねしょ対策2)日中にトイレに行って出し切る
日中にトイレに行く回数が少なすぎると、おしっこを出し切っていないため夜にでてしまいます。
また、日中にトイレに行く習慣をつけることも大切な事です。
(基本のおねしょ対策3)体が冷えすぎないようにする
体が冷えると尿がつくられてしまいます。
寒い冬は体が冷えないようにお風呂でしっかり温まる、お布団をあらかじめ温めておく、といった対策をしました。
お布団にはペットボトル湯たんぽを入れました。
また、夏もクーラーで冷えすぎないように温度管理に気を付けました。
ペットボトル湯たんぽは大人も使っているニャ!
(基本のおねしょ対策4)寝る前に水分を取りすぎない
当然寝る前にお水やお茶をたくさん飲むと、寝ている間におしっこが作られるのでおねしょをしやすくなります。
寝る前の水分は少しだけね、とお約束します。
お昼のうちにたくさん飲んでおこうね、とお話ししたニャ!
(基本のおねしょ対策5)寝る前に必ずトイレに行く
基本中の基本ですが、寝る前にトイレに行くのを忘れるとおねしょをしてしまう確率が高くなります。
親が忘れないように声掛けをして、習慣づけるように心がけました。
「寝る前トイレ行こうね」と、根気よく声をかけ続けたニャ!
【注意】やってはいけないこと
我が子もおねしょが治らず悩みに悩んで、あれこれと試行錯誤しました。
そんな中で
「夜中に一度起こして、トイレに連れていけばいいんじゃない?」
と閃いて、12時ごろに一度トイレに連れて行った時期がありました。
皆さまは絶対にマネしないでください!
後から病院の先生に聞いたところ、これはやってはいけない方法なのだそうです。
必死で解決策を探すあまり、間違った方法をやってしまったニャ~。
夜中におしっこをする習慣ができる為、かえっておねしょが無くなるまで時間がかかるとのこと。
いつかは無くなると信じて、静かに寝かせてあげてください。
活躍したおねしょ対策グッズ
そんなおねしょに悩んだ我が家のおねしょ対策グッズを紹介します。
あれこれと試して、特に役に立ったのが以下の2つです。
- おねしょカバー
- おねしょズボン(おねしょケット)
この2つにはとても助けられたニャ!
おねしょカバーのメリット
まず最初に買ったのが「おねしょカバー」でした。
どういうものかというと、
「布団の上にそのまま掛けられる敷カバー」
です。
防水性があるので、下の布団に染みるのを防いでくれます。
おねしょをしたらこのカバーを洗うだけでOK。
- 敷布団のシーツを外して洗って
- 敷布団も干して
- 敷布団を取り込んで
- 乾いたシーツをかけなおして
・・・という手間がぐっと減りました。
実際にこのカバーが防いでくれて敷布団はセーフ!というケースは沢山ありました。
おねしょカバーの注意点
おねしょカバーには注意点があります。
おねしょカバーがずれてしまうと効果を発揮しない
注意点の一つ目は、おねしょカバーはずれるという点です。
子どもの寝相が悪くシーツがずれてしまったりすると、カバーの無い所では濡れます。
どーしてこうなった!?っていう場所で寝ているニャ!
おねしょカバーの洗濯の際にも注意が必要
また、洗濯の時にも注意が必要です。
防水のカバーなので、洗濯して脱水してもまだビショビショに濡れています。(脱水しきれません)
上手に乾かすのにコツがいるニャ!
外に干すときは良いのですが、水が垂れてくるので室内干しの場合は浴室などで乾かすと良いです。
また防水性がしっかりしているので、両面干した方が早く乾きます。
順番としては、
- まず最初に裏面を上にして干す
- ある程度乾いたら、表面を上にして干す
という順番で干すと効率が良く乾くでしょう。
普通のシーツよりは干すのに時間がかかると思っておいてください。
↓子供を寝かせるときの安心感が違いました。
おねしょズボン(おねしょケット)のメリット
おねしょズボン(おねしょケット)は我が家では大活躍しました。
おねしょズボン(おねしょケット)とはどういうものかというと、
- パジャマのズボンの上から履くズボンで、
- 防水性があるためおねしょが外に漏れ出しにくい
というものです。
おねしょズボン(おねしょケット)も色々な会社が出しているようですが、我が家では「ベルメゾン」のものが合っているようでした。
実際に使ってみると、おしっこが漏れ出さず、シーツが汚れていない!
「おおーっ!」と一家で感動でした。
おしっこが漏れなかったら、「魔法のズボンが守ってくれたね」と伝えたニャ。
↓魔法のズボンとはこれニャ。
魔法のズボンが我が家を救う
我が家ではおねしょズボン(おねしょケット)のことを
「魔法のズボン」
と勝手に名付けて呼んでいました。
「この魔法のズボンはね、履くとおねしょが減るんだよ」
「魔法のズボンはね、おねしょから守ってくれるよ」
「だから寝る前は魔法のズボンを履いて寝ようね」
と声をかけたら、「は~い!」と言って自分から履いてくれました。
実際にズボンを履くことでおねしょが減るわけではないですが、そういうイメージを持つことは大事だと思います。
おねしょズボン(おねしょケット)の注意点
おねしょズボン(おねしょケット)にも注意点があります。
それは、
- 常におねしょを防げるわけではない
- 洗濯後に乾かすのに時間がかかる
という点です。
(注意1)おねしょズボン(おねしょケット)は常におねしょを防げるわけではない
おねしょの量が少なければいいのですが、おねしょの量が多ければ、当然ズボンの中に納まりきらず横から外に漏れだしてしまいます。
何回かに1回は、量が多すぎて外に漏れてしまいました。
上手くいかないこともある、と思っておくニャ!
それでも外に漏れない時は、このズボンを洗うだけです。
お洗濯がだいぶ楽になりました。
(注意2)おねしょズボン(おねしょケット)は洗濯後に乾かすのに時間がかかる
防水性があるということは、当然内側は乾きにくいということ。
干したそのままでは、なかなか内側が乾きません。
乾かし方にはコツがあって、必ず途中で裏返すことです。
これに気づくまで、なかなか乾かずに苦労したニャ!
乾燥させるのに時間がかかるのは覚えておきましょう。
乾きにくいということは、それだけ水を通さないということ。
おねしょズボンの効果がある裏返しだと考えています。
(注意3)おねしょズボン(おねしょケット)はあまり長く使ったら買い替える
うちの場合は上の子がおねしょズボン(おねしょケット)を使い始めてから5~6年は経ちます。
おねしょズボン(おねしょケット)を長く使い続けると、性能は落ちてしまうように感じました。
性能の低下を感じたら、買い替えると良いでしょう。
我が家も途中で何回か買い換えました。
↓乾くのに時間がかかるので、洗い替えがあると良いです。
おねしょで汚れたらクエン酸につけよう
おねしょシーツやおねしょズボン(おねしょケット)がおねしょで濡れてしまったら、洗濯しても匂いが残ることがあります。
そんな時は、洗濯の前にクエン酸につけ置きしておきましょう。
洗濯した後、おしっこの匂いが残りにくくなります。
100均にも売っているので試してみてください。
↓クエン酸は大容量を買っておけば心の余裕になります。
その後の我が家:5歳(もうすぐ6歳)だけど
基本の考え方を守りつつ、おねしょカバーとおねしょズボン(おねしょケット)を使うことで、親が気持ちに余裕を持てるようになりました。
親が焦ってしまうと子どもにも伝わるのか、なかなかうまくいきませんでした。
「そのうち上手くいくさ」
と思うことは、大事な事なのかもしれません。
あせらず、気長に付き合っていこうニャ!
マイペースでいいニャ!
我が家の下の子もいつの間にか5歳(もうすぐ6歳)になりました。
ほとんど失敗はないのですが、たまにおねしょをしてしまいます。
夜におしっこに行かずに寝たときは、そっとおねしょズボン(おねしょケット)を履かせています。
まとめ
おねしょをしてしまうと、「もうおねしょしないでよ!」と子どもに言いたいですよね。
でも、子どもも悪気があってやっているわけではなく、体がまだ出来上がっていないだけなのだと思います。
親がイライラしないためにも、対策をいくつかやってみて、心穏やかに過ごせるようにしましょう。