みずほ銀行の取引をすると「みずほポイント」が貯まるみずほポイントモール、2025年4月中旬から始まりました。
どのようなポイント制度なのか、解説していきます。
みずほ銀行を使っているなら、ポイントも貯めていきたいですよね。
みずほポイントモールとは?

みずほマイレージクラブがパワーアップして、従来のみずほ銀行の「うれしい特典」(ATM時間外手数料無料等)に加えて新たにスタートしました。
みずほ銀行の取引をすると、「みずほポイント」が貯まり、貯めたポイントを他社ポイント等に交換できます。
みずほポイント1ポイント=1円相当ポイント=1円相当となっています。
みずほ銀行を使うとポイントが貯まっていくのね。
上手に活用して、たくさんポイントを貯めるニャ!
みずほポイントの貯め方
みずほポイントの貯め方は以下の通りです。
毎月ポイントが貯められるもの
毎月貯められるもの | 貯まるポイント(月間) |
---|---|
給与受取 | 20P |
年金受取 | 20P |
みずほマイレージクラブカード(クレジットカード) | 10P |
みずほ楽天カード(クレジットカード) | 10P |
みずほJCBデビット | 10P |
みずほWallet | 10P |
J-Coin Pay | 10P |
公共料金の口座振替 | 5P |
みずほダイレクトでの振込・振替による出金 | 5P |
不定期でポイントが貯められるもの
不定期でポイントが貯められるもの | 貯まるポイント |
---|---|
「教えて!あおまる先生」(金融問題) | 5P |
初回だけポイントが貯められるもの
初回だけポイントが貯められるもの | 貯まるポイント |
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プレミアムボーナス(サービスに関する問題) | 合計200ポイント(初回) |
ライフデザイン・ナビゲーションで提案書作成 | 200ポイント(初回) |
マネーフォワード for 〈みずほ〉でみずほ銀行連携 | 100ポイント(初回) |
マネーフォワード for 〈みずほ〉の他社サービス連携 | 100ポイント(初回) |
みずほWalletの登録 | 200ポイント(初回) |
みずほポイントの付与について
みずほポイントの付与には、「みずほマイレージクラブのご入会」と「みずほダイレクトのご契約および初回登録」が必要です。
みずほポイント付与には各種お取引条件があり、2025年2月*の取引から判定が開始します。
各種取引条件を満たすと、2025年4月中旬より、順次みずほポイントを付与します。
なお、月末営業日の2営業日前までに「みずほマイレージクラブのご入会」と「みずほダイレクトのご契約および初回登録」が完了した場合、翌月の取引から判定されます。
みずほ楽天カード(クレジットカード)の利用に関しては、2024年12月より判定されます。
みずほポイントを貯める条件
みずほポイントを貯める条件について解説します。
キャッシュレス商品の利用については、ポイント付与のために判定月1日の円預金(普通・貯蓄)の合計残高が1万円以上あることが必要です。
給与受取
通帳(みずほダイレクト通帳を含む)またはみずほダイレクトのお取引内容欄に「給与」「賞与」(漢字・カタカナ)と記載されている明細が対象となります。
金額の指定は特にありません。
年金受取
通帳(みずほダイレクト通帳を含む)またはみずほダイレクトのお取引内容欄に「年金」(漢字・カタカナ)と記載されている明細が対象となります。
当月に入金があった場合、通常の翌々月に加えて、さらにその翌月もポイント付与されます。
「キソネンキンコウリツ」「コクミンネンキン」「キョウサイネンキン」「シエンキュウフキン」「コウセイネンキン」「センインネンキン」「コクミンコウセイネンキン」「国民年金」「共済年金」「支援給付金」「厚生年金」「船員年金」「国民厚生年金」の記載があるものが対象です。
みずほマイレージクラブカード(クレジットカード)

みずほマイレージクラブカードはクレジットカードで、オリコカードとセゾンカードの2種類があります。
カードの種類 | カード会社 |
---|---|
みずほマイレージクラブカード/THE POINT | オリエントコーポレーション |
みずほマイレージクラブカード ANA | クレディセゾン |
みずほマイレージクラブカード Suica | クレディセゾン |
みずほマイレージクラブカード AMERICAN EXPRESS | クレディセゾン |
みずほマイレージクラブカード 一般 | クレディセゾン |
みずほマイレージクラブカード ゴールド | クレディセゾン |
みずほマイレージクラブカードの利用があると、月10ポイントがもらえます。
以下期間中にカード会社へ売上があった取引が対象
【UC/セゾン】判定月の11日〜翌月10日
【THE POINT】判定月の1日〜末日
ショッピングの分割払い・ボーナス払いのお引き落とし分、キャッシング、分割払い手数料、リボ手数料、年会費、UC取扱保険料、寄付金など、一部対象とならない取引があります
みずほ楽天カード(クレジットカード)

みずほ楽天カードは、みずほ銀行普通預金口座を引落口座に設定すると、各種特典が受けられる楽天カードです。
みずほ楽天カードの利用があると、月10ポイントがもらえます。
以下期間中にカード会社へ売上があった取引が対象
【みずほ楽天カード(クレジットカード)】判定月の1日~末日
みずほJCBデビット

みずほJCBデビットの利用があると、月10ポイントがもらえます。
以下期間中にカード会社へ売上があった取引が対象
【みずほJCBデビット】判定月の前月16日〜判定月の15日
なお、利用分の取消等により、期間中の売上の合計が0円以下となった場合は、当該期間中の利用がなかったものとみなされます。
みずほWallet

みずほWalletにはSmart DebitもしくはMizuho Suicaがあります。
みずほWalletは、Smart Debitの利用もしくはMizuho Suicaへのチャージがあると10ポイントがもらえます。
Mizuho Suicaは、お買い物などへの利用ではなくて、みずほ銀行からMizuho Suicaへのチャージである点に注意しましょう。
- デビット[Smart Debit]
決済が対象- *判定月の前月16日〜判定月の15日にカード会社へ売上があった取引が対象
- Suica[Mizuho Suica]
みずほ銀行口座からのチャージが対象- *判定月の1日〜末日のチャージが対象
Mizuho Suicaは、Apple Payに登録したクレジットカードやデビットカードまたは現金でSuicaにチャージした場合は、対象外となります。必ずみずほ銀行口座からチャージしましょう。
Smart Debitは、みずほWalletアプリ内にある、QUIC Payでの決済になります。みずほWalletアプリでQUIC Payを設定しましょう。
J-Coin Pay

J-Coin Payの利用があると、月10ポイントがもらえます。
チャージや個人間送金は対象外となります。
J–Coin Payの毎月の利用
判定月の1日~末日までの決済が対象
公共料金の口座振替
みずほ銀行の口座を公共料金(水道、電気、ガス、電話、NHK)の支払口座に設定し、みずほ銀行にて公共料金(水道・電気・ガス・電話・NHKのいずれか1つ)の口座振替と確認されると5Pが付与されます。
月上限5Pなので、1件だけ設定すればOKです。(逆に2件以上設定しても5Pです。)
みずほダイレクトでの振込・振替による出金
みずほダイレクトで、合計1,000円以上、振込・振替を実施すると5Pが付与されます。
ポイントの受取は毎月1回限りとなります。
「教えて!あおまる先生」(金融問題)
みずほポイントモール内で、あおまる先生の出す問題へ回答すると5Pがもらえます。開催は不定期です。
プレミアムボーナス全6回が完了次第、開始となります。
回答可能な期間は、出題日から1週間となります。
正誤問わず問題に回答することでポイント付与されます。
みずほポイントを貯める攻略方法
みずほポイントを貯める攻略方法についてまとめると以下の通りです。
それぞれの商品を普通に使っていけば達成できますが、ここではなるべく簡単に攻略する方法について紹介します。
項目 | 攻略法 |
---|---|
給与受取 | ・みずほ銀行の口座を給与受取口座に指定する ・「キユウヨ」? |
年金受取 | ・みずほ銀行の口座を年金受取口座に指定する ・「コクミンネンキン」? |
・みずほマイレージクラブカード ・みずほ楽天カード ・みずほJCBデビット | Apple Pay、Google PayのSuicaへ毎月1円チャージする(手動の場合) |
・みずほマイレージクラブカード ・みずほ楽天カード ・みずほJCBデビット | Amazonギフトカードを15円オートチャージする(自動の場合) |
・Smart Debit(みずほWallet) ・J-Coin Pay | コンビニでうまい棒やブラックサンダーなどを購入 |
給与受取の攻略
給与受取に関しては素直に給与口座に指定すればOKなのですが、会社等の事情で難しい方もいるかもしれません。
給与受取については、他行から振込人名義を「キユウヨ」にしてみずほ銀行に振り込むことで「給与受取判定」とする技があります。
試してはいませんが、これができれば毎月20Pが付与されます。
ただし、みずほ銀行の新規口座開設キャンペーンで既存も参加できる給与受取で1,000円~2,000円もらえるキャンペーンが今後開催される可能性もあります。
そちらに参加するために給与受取のポイントは受け取らずにとっておくというのも一つの作戦です。(何年何月~何年何月の間に給与受取の無い人が対象となるため)
年金受取の攻略
年金受取に関しても、他行からの振込で振込人名義を「コクミンネンキン」などとして振り込むことでポイント付与の対象となる可能性があります。
★対象となる文字は上記「みずほポイントを貯める条件」にて解説
こちらは試していませんので自己責任でお願いします。
キャッシュレス商品の攻略
みずほマイレージクラブカード、みずほ楽天カード、みずほJCBデビットは、Apple Pay、Google PayのSuicaへの1円チャージを毎月手動で行うのが資金効率がよさそうです。
もし毎月手動でチャージするのが面倒であれば、Amazonギフトカードを15円オートチャージする設定をしておけば良いでしょう。
また、Smart DebitはQUIC Payでの支払いになるのと、J-Coin Payはチャージや送金は不可なので素直に値段の安い商品を購入するのに使うのがよさそうです。
公共料金の口座振替の攻略
こちらは素直に公共料金(水道・電気・ガス・電話・NHKのいずれか1つ)の口座振替に指定するのがよさそうです。
難しそうならパスしてもOKです。
みずほダイレクトでの振込・振替による出金の攻略
例えば夫婦でみずほ銀行の口座を持っていたら、お互いの口座に1,000円を振り込んではどうでしょうか。
当方では試してはいませんが、特に銀行の指定や条件は無いのでポイント付与になる可能性があります。
また、みずほマイレージクラブ「うれしい特典」で振込手数料を無料にする方法もあります。
みずほマイレージクラブ「うれしい特典」

みずほマイレージクラブの「うれしい特典」では、みずほダイレクトへ登録したうえで、以下の3つの条件のうち一つを達成すると月3回まで他行振込手数料が無料となります。
条件 | |
---|---|
(1) | クレジットカードまたはデビットカード年間100万円以上の利用 |
(2) | 資産運用商品合計100万円以上の利用 |
(3) | 借入残高あり |
この中で達成できそうなのは強いて言えば資産運用商品合計100万円以上の利用でしょうか。しかしながらどれも敷居が高いものとなっています。
みずほポイントの交換方法

みずほポイントはdポイントや楽天ポイントといった他社ポイントに交換できますが、交換方法が少し変わっています。
みずほポイントからは直接商品交換はできず、みずほポイントを一旦みずほギフトにチャージしてから他社ポイント等へと交換します。
- みずほダイレクトアプリにログイン。
- みずほダイレクトアプリのホーム画面上部に表示されている、みずほポイントエリアをタップ。
- 「交換する」をタップ。
- 「みずほギフトへチャージする」をタップ。
- 他社ポイント等へ交換する
まとめ
みずほ銀行の取引をすると「みずほポイント」が貯まるみずほポイントモールについて解説しました。
毎月ポイントを貯めて、他社ポイントに交換してお得にみずほ銀行を使いましょう!