スマホ決済の一つであるPayPay。使えるお店も多く、スマホ一つで支払いが完了するので便利なうえ、ポイントを貯めることもできます。そんなPayPayがもっと使いやすくなる銀行がPayPay銀行です。
PayPay銀行はネット銀行の一つですが、PayPayや三井住友銀行との相性が良いという特徴があります。この特徴を十分に活用しましょう。
PayPay銀行の口座があれば、PayPay残高・PayPay銀行口座の間で自由にお金を行き来できます。
↓PayPayのお得な使い方を解説。


PayPay銀行って作っておいた方がいいのかな?



ポイ活をするなら必須と言える銀行口座だニャ!
PayPay銀行の特徴まとめ
まず、PayPay銀行の特徴をまとめました。
- PayPayマネーの出金手数料無料
- 提携ATMの入出金手数料月1回無料
- 提携ATMの入出金手数料が1回3万円以上の取引は無料
- PayPay銀行同士は振込手数料無料
- 三井住友銀行の同一名義口座への振込手数料無料
- 給与受取で振込手数料が月3回無料



今回は記事の後半でキャンペーンの解説も行っているので、ぜひ最後まで見ていってほしいニャ。
PayPay銀行のメリット
PayPay銀行のメリットを解説します。
(メリット1)PayPayマネーの出金手数料が無料になる


PayPayの残高のうち、「PayPayマネー」はPayPay銀行の口座に無料で出金(払出)できます。
つまり、PayPayの残高を「無料で」銀行口座の残高に変えることができるのです。
(メリット2)PayPayとPayPay銀行の連携で銀行口座から直接支払える


通常、銀行口座の残高をPayPayにチャージしてからPayPay残高としてお買い物に使いますよね。
PayPay銀行があれば、チャージ不要で銀行残高から直接PayPayの支払いができます。
PayPay銀行の残高に入れておけばそのまま使えるので、チャージの手間が無くとても便利です。
PayPay銀行の残高との連携方法
ただし、事前の登録が必要なのでこれだけ済ませておきましょう。


PayPay銀行残高からの支払い方法
PayPay銀行の残高から支払う時は以下のように行います。


PayPay銀行とPayPay残高は手数料無料で入出金できるので、手間が気にならなければその都度PayPay残高にチャージして支払うことも可能です。
PayPayの支払いがリアルタイムの銀行引き落としに! – PayPay銀行
(メリット3)提携ATM入出金手数料が毎月1回無料
PayPay銀行は提携ATMを利用することで入出金ができます。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行
- ローソン銀行ATM
- ファミリーマートなどで使えるE.net(イーネット)
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
提携ATMを利用する際に、入出金それぞれ毎月1回目は無料ですが、2回目からは手数料がかかります。
手数料は下記の表のとおりです。なお、利用金額が3万円以上の場合はいつでも無料です。


ATM手数料がかからないようにするには、ATM入出金は月に1回までにするか、2回目以降は3万円以上の入出金をする
(メリット4)カードレスATMが使える
「カードレスATM」のサービスで、キャッシュカードが不要で、PayPay銀行アプリで入出金できます。
セブン銀行ATMと、ローソン銀行ATMが対応しています。
スマホ一つあれば入出金ができるので、キャッシュカードを持ち歩く必要がなく、手軽にできるのがメリットです。
なお、手数料はキャッシュカード利用時と変わりません。
カードレスATMを利用するには、事前にPayPay銀行アプリでカードレスATMの設定が必要です。設定後サービスが利用できるまで1日ほどかかるので早めに設定を済ませておきましょう。
(メリット5)三井住友銀行への振込手数料が無料


PayPay銀行のインターネットバンキングの際にかかる振込手数料は以下の通りです。
振込先口座 | 手数料 |
---|---|
PayPay銀行の口座宛 | 0円 |
他の金融機関宛 | 145円 |
PayPay銀行同士であれば手数料はかかりませんが、他行宛は1回につき145円がかかります。
ただし、PayPay銀行は本人名義の三井住友銀行への振込手数料が無料です。
また、三井住友銀行のOlive口座は他行振込手数料無料回数が月3回あるので、これを使えば三井住友銀行→PayPay銀行も無料で振込ができます。
さらにエアウォレットを使えば、PayPay銀行と三井住友銀行間の振り込みが無料で可能です。


(メリット6)給与受取で振込手数料が月3回無料


PayPay銀行の口座で給与受取をすることで、他行宛て振込手数料が月3回無料になります。
初回のみ振込手数料無料キャンペーンのエントリーが必要です。
- (1)エントリー(初回のみ)
- (2)PayPay銀行口座で毎月給与受取
達成時期によって無料特典の受け取れるタイミングが異なります。
- 給与受取が1日~15日の場合は翌月から
- 給与受取が16日~月末の場合は翌々月から
(2)の条件達成の判定は、エントリー後も毎月実施します。土日祝日の影響等で給与受取日が前後し、前月16日~今月15日の間に給与受取がなかった場合は、翌月の無料特典は付与されません。



例えば毎月10日に給与受取で、休日等の影響があっても1日~15日の間に給与が振り込まれていれば毎月特典が受けられるニャ。
これがもし毎月15日に給与受取で、休日の影響で1カ月だけ16日~月末にずれ込むような日程であれば、1カ月の間特典が受けられ無くなる場合があるニャ。
普通預金取引明細に「給与・キユウヨ・キュウヨ・給料・キユウリヨウ・キュウリョウ・キウヨ」のいずれかが含まれる入金が対象です。



他行からPayPay銀行に「キユウヨ」名義で振り込むと給与振り込み判定になるとの話もあるよ。(自己責任で行ってね)
(キャンペーン1)他金融機関から1度に100万円以上の振込入金で手数料相当の現金プレゼント


他の金融機関からPayPay銀行普通預金口座へ1度に100万円以上の振込入金があった人に、現金165円をプレゼントするキャンペーンがあります。(エントリー不要)
2025年7月16日以降、定常化のキャンペーンとなり、プレゼントは1人1回限りです。
プレゼントは振込入金日の翌月中旬頃にPayPay銀行の普通預金口座に入金されます。
なお、2025年7月15日までの間にもう一回参加できるので、両方参加できれば330円もらえることになります。
ただし、以下の入金は対象外となります。
- 普通預金取引明細に「給与振込」が含まれる入金
- PayPay銀行口座からの入金
- 公営競技の投票資金の精算金
- ヤフーウォレットの受け取りによる入金
- PayPayからの出金
(キャンペーン2)預金革命 ステップアップ円預金


円普通預金の月中平均残高に応じて、円普通預金の適用金利をアップします。
月中平均残高1,000万円が適用上限となります。
適用金利は、29歳以下と30歳以上とで条件が変わってきます。
月中平均残高とは、毎日の最終預金残高を1ヶ月分累計し、その月の日数で割ったものです


29歳以下の場合
普通預金残高 | 金利 |
---|---|
1円~10万円未満 | 0.2% |
10万円~100万円未満 | 0.3% |
100万円~1,000万円 | 0.4% |
30歳以上の場合
普通預金残高 | 金利 |
---|---|
1円~50万円未満 | 0.2% |
50万円~200万円未満 | 0.3% |
200万円~1,000万円 | 0.4% |
PayPay銀行はポイ活に役立つ
PayPay銀行はPayPayマネーを手数料無料で出金できる点と、エアウォレットに連携できる点がポイ活にとても役立ちます。
具体的には、auじぶん銀行のポイントプログラムでキャッシュレス決済の項目でPayPayへのチャージがあります。
このPayPayにチャージしたPayPayマネーをPayPay銀行へ出金し、PayPay銀行からauじぶん銀行へエアウォレットで無料で振り込むと手数料を使わずにキャッシュレス決済の項目をクリアできるのです。
月に10万円のPayPayへのチャージで150ポイントがもらえます。


(口座開設)デビットカードキャンペーンもあり


PayPay銀行は口座開設時にVISAのデビットカードを作成し、口座開設月の翌月末までに3回利用すると1,000円分のPayPayポイントがもらえるキャンペーンがあります。
特に利用金額に縛りは無いので、なるべく安い金額で済ませておけばお得にPayPayポイントがもらえます。
楽天銀行の新規口座開設時のデビットカード利用のキャンペーンの記事が、PayPay銀行のVISAデビットキャンペーンに役立つので、よかったら参考にしてみてください。


PayPay銀行を開設しよう
PayPay銀行の口座開設は、公式サイトから行えます、
ただし、ポイントサイトにPayPay銀行の口座開設案件が出ていることがあるので、そちらを経由して申し込むことをおすすめします。
PayPay銀行の口座開設案件を探すならどこ得さんを見ると良いでしょう。
ポイントサイトに新規登録をするなら、こちらの記事にある紹介コードを使ってもらえると嬉しいです。


まとめ
今回はPayPay銀行について解説しました。
他行振込手数料を無料にする方法もあるので、ぜひ活用してみてください。