この記事ではデビットカードの使い方・ポイントの貯まるカードを解説しています。
デビットカードってクレジットカードとは違うの?
クレジットカードとは別物ニャ。どんなものか説明するニャ!
デビットカードってな~に?
デビットカードとは、買い物の時に利用すると、銀行口座から即時に利用料金が引き落とされるカードです。
銀行の引落口座に入っている残高以上のお金は使えないのが特徴です。
クレジットカードと違い、支払いまでのタイムラグがないので現金払いと同じような感覚で使えるのがメリットです。
クレジットカードとデビットカードの違い
クレジットカードとデビットカードの違いは、
- クレジットカードは後日引落だが、デビットカードは即時引き落とし。
- クレジットカードはポイント付与ありだが、デビットカードはポイント付与が無いものもある(一部あり)
- クレジットカードは支払い回数を選べるが、デビットカードは一括払いのみ
- クレジットカードは審査があるが、デビットカードは審査がない
- クレジットカードはポイントをたくさん貯めたい人にオススメ。デビットカードは使いすぎを防ぎたい人にオススメ。
といった点にあります。
デビットカードの支払い方法
支払い方法は、
- カードを提示して
- 4桁の暗証番号を入力します
クレジットカードと同じような支払い方ですね。
クレジットカードと違うのは、分割払いはできず、1回払いのみとなります。
支払いの手数料もかかりません。
現金払いと比べると、ATMから現金を引き出す手間もなくなり、ATM手数料を考えなくていいのがメリットです。
デビットカードには2種類ある
このデビットカードには2種類あります。
- 「ブランドデビット」
- 「J-Debit」
の2種類です。
「ブランドデビット」とは何か?
クレジットカードのブランドである「VISA」や「JCB」、「Mastercard」などが、銀行と提携して発行するデビットカードです。
- 「VISAデビット」
- 「JCBデビット」
などと呼びます。
一般によく言われる「デビットカード」はこちらのブランドデビットを指すことが多いです。
ブランドデビットの使えるお店
使える場所は、それぞれのブランド加盟店です。
例えば「VISA」ブランドのデビットカードは「VISA」加盟店で使えます。
使えるお店が多いのが特徴です。
「J-Debit」(J-デビット)とは
J-Debit(J-デビット)とは、VISAやJCBなどのブランドが付いていないデビットカードです。
銀行のキャッシュカードと一体となったデビットカードで、お買い物をすると、その銀行の口座から支払われます。
ネット銀行ではキャッシュカードと一体になったデビットカードでも、JCBやMastercardなどのブランドのついたブランドデビットが採用されていることが多いです。
J-Debitの使えるお店
J-Debit(ジェイデビット)は、VISAやJCBなどのブランドが無いため、VISAやJCBのお店では使えません。
「J-Debit加盟店」で使えます。
使えるお店の目印はこの、「J-Debit」のマークのあるお店です。
飲食店やデパート、ショッピングセンター、家電量販店などの対応店舗で使えますが、ブランドデビットよりも加盟店は少ない特徴があります。
(J-Debitの使えるお店はこちら)
J-デビットと、ブランドデビットは、どっちを選んだらいいの?
加盟店の多いブランドデビットがオススメニャ。クレジットカードと同じような感覚で使えるので便利ニャ。
ブランドデビットとJーデビットの違い
ブランドデビットではポイントが貯まるのに対して、J-Debitでは、ポイントは貯まりません。
ポイントを貯めたい場合はブランドデビットを選びましょう。
デビットカードの使える時間帯
ブランドデビットでは、クレジットカードと同じように24時間365日使用することができます。
しかしJ-DebitではATMのように利用可能時間があります。夜間使えない時間帯があるので注意です。
利用時間の点でも、ブランドデビットの方が便利に使えます。
デビットカードは海外利用できる?
J-Debitは海外では使用できないのに対して、ブランドデビットはクレジットカードのVISAカードのように海外での決済も可能です。
海外で使用する機会があるのであればブランドデビットを選びましょう。
お得にポイントが貯まるデビットカード
これまでデビットカードの特徴について解説しましたが、ここからはポイントが貯まりやすい、特典が豊富なデビットカードについて紹介します。
紹介するのはブランドデビットなので、使えるお店も多いうえに、お買い物でポイントが貯まります。
(オススメカード1)楽天銀行デビットカード
楽天銀行の「楽天銀行デビットカード」は、100円につき1ポイントが貯まる還元率1%のデビットカードです。
デビットカードでは1%還元のお得なカードは少ないのでおススメの一枚です。
貯まるのは楽天ポイントで、ポイントを使った支払いもできます。
ブランドはVISA、JCB、Mastarcardの中から選べます。
VISAはベーシックカードなら年会費は無料ですが、シルバー・ゴールドカードは年会費がかかります。
JCB、Mastarcardはゴールドカードやシルバーカードでも無料です。
シルバー・ゴールドカードは、VISAゴールド優待特典が付帯しています。
空港宅配・海外Wi-Fiレンタル・国際線クローク・eラーニング・お取り寄せモールなどのサービスが利用できます。
(オススメカード2)住信SBIネット銀行のデビットカード
住信SBIネット銀行では、口座開設時にMastarcardブランドのスマホデビットが発行されます。
リアルカードは別で発行する必要があります。VISAブランドも、別で申し込みが必要です。
ポイント還元率はVISAブランドで0.6%ですが、Mastarcardブランドでは0.8%と高い水準になっています。
せっかく選ぶなら還元率の高いお得なMastercardブランドがおススメです。
貯まるのはスマプロポイントです。
スマプロポイントは、500ポイント以上から1ポイント1円相当で現金に交換できる、住信SBIネット銀行が発行するポイントです。
住信SBIネット銀行のキャッシュカードと一体型になっているので、ATMでの利用にも使えます。
(オススメカード3)イオン銀行キャッシュ+デビット
イオン銀行の「イオン銀行キャッシュ+デビット」は、キャッシュカードとデビットカード、電子マネーWAONも一体型となったカードです。
国際ブランドはJCBデビットです。
税込200円の利用につき、1ポイントのWAONPOINTが貯まります。還元率0.5%でポイントが貯まります。
イオングループ対象店舗では還元率1%でポイントが貯まります。
また、20日、30日のお客様感謝デーでは5%OFF、10日のありが10デーでは、200円(税込)ごとに5ポイント(2.5%還元)が貯まるなど、イオン独自の特典も受けることができます。
イオンでお買い物をすることが多いなら、クレジットカードのイオンカードのように特典が受けられるので、持っていても損のない1枚です。
また「イオン銀行キャッシュ+デビット」は、WAONへのオートチャージで使うと、お買い物時に合計1.5%のポイント還元を受けることができます。
詳しくはWAONの記事をご覧ください。
↓WAONのお得な使い方が分かります。
↓イオン銀行についてはこちら
デビットカードを使いこなそう
デビットカードについてもう少し詳しく教えてほしいな。
Q&A方式で疑問に答えるニャ!
デビットカードでETCカードは作れるの?
Q:デビットカードではETCカードは作れるの?
A:ETCカードは作れません。J-Debitもブランドデビットも、どちらも不可となっています。ETCカードにはクレジットカードが必要です。
デビットカードに年会費は掛かるの?
Q:年会費はかかるの?
A:J-Debitでは年会費は必要ありません。ブランドデビットは無料のものが多いですが、カードによって必要な場合があります。
デビットカードに年齢制限はあるの?
Q:年齢制限はあるの?
A:J-Debitでは年齢制限はありません。ブランドデビットでは15歳以上であれば作ることができます。
デビットカードで節約をする
デビットカードは、「銀行口座に入っている金額以上のお買い物ができない」特徴があります。
1か月分の生活費を入れたデビットカードの引き落とし口座から支払う、節約方法があります。
1カ月に使える上限を自分で決めれる上に、残高を確認できるため、使いすぎを防ぐことができます。
↓デビットカードでの節約は、貯金法の記事を読むと詳しく分かります。
まとめ
デビットカードはクレジットカードのように使える即時決済型のカードのことです。
デビットカードには、J-Debitとブランドデビットの2種類がありますが、ブランドデビットが便利に使えます。
デビットカードを作るなら、楽天銀行デビットカード、住信SBIネット銀行のデビットカード、イオン銀行キャッシュ+デビットがポイント還元や特典の面からもおススメです。