PayPayの還元率が1カ月間0.5%アップするPayPayステップ。
できれば毎月達成してPayPayクレジットを常に1.5%還元にしたいですよね。
そんな人のためにPayPayステップを意地でも達成する方法を解説します。
PayPayステップを達成出来たらすごいな。結構条件厳しいもんね。
一緒に攻略してみようニャ!
PayPayステップの達成条件

PayPayステップの達成条件を確認しておきましょう。
2023年7月から以下の2つの条件を達成する必要があります。
- PayPayまたはPayPayカード(PayPayカード ゴールド)で合わせて月に30回支払う(ただし、1回の支払いが税込200円以上)
- PayPayまたはPayPayカード(PayPayカード ゴールド)で合わせて月に10万円支払う
↓PayPayの基本的な使い方の解説です。

(下準備)家族間でPayPayとPayPayカードを準備する

PayPayステップを達成するには、なるべく普段の支払いを一か所に集約する必要があります。
例えば以下のような状態を作りましょう
- 夫がスマホ決済「PayPay」をインストールします。
- 夫が「PayPayカード」を発行します。(本会員)
- 妻の分の「PayPayカード」の家族カードを発行します。
(PayPayステップ攻略法1)全ての支払いをPayPayまたはPayPayカードに集約する
下準備で用意した3種類に、普段のお買い物や支払いをすべて集約します。
- PayPayアプリ(夫)
- PayPayカード:本会員カード(夫)
- PayPayカード:家族カード(妻)
公共料金やサブスク代はPayPayカードに設定します。
普段のお買い物は以下を使って支払います。
- 夫・・・自分のPayPayアプリかPayPayカード(本会員)
- 妻・・・PayPayカード(家族会員)
【家族で貯める場合の注意】家族カードはPayPayに登録しない

家族で集約してPayPayステップ達成を狙うなら、妻の持っているPayPayカードの家族カードは、自身のPayPayに登録してはいけません。(PayPayステップ達成のためには)
なぜなら、家族カードを自分のPayPayに登録すると、家族カードで支払った回数や金額は妻のPayPayに紐づけられてしまい、一か所に集約できなくなるからです。
家族カードを妻のPayPayに登録せずに使えば、夫のPayPayに紐づけられているので、支払い回数や支払い金額は夫のPayPayのみに集約されます。
もっというと、支払いで貯まるPayPayポイントも、紐づけたPayPayアカウントに貯まるので、PayPayカードの家族カードを妻のPayPayに紐づけなければ、夫のPayPayアカウントにポイントが貯まります。
↓PayPayポイントや特典を一か所にまとめるか別にするかの記事です。

(PayPayステップ攻略法2)支払い回数を稼ぐ
1カ月10万円の利用は、全ての支払いをPayPayまたはPayPayカードに集約すれば達成できるでしょうが、1カ月に30回の支払いはなかなか難しいかと思います。
そのために200円以上の支払いの回数を稼ぐ必要があります。
(PayPayステップ達成方法1)Amazonギフトカードオートチャージ

Amazonのオートチャージで、毎日200円ずつAmazonギフトカードへPayPayカードからチャージする設定をしておきます。
この時、夫のPayPayカードはPayPayアプリへの登録を済ませておきましょう。
こうすることで「1回200円以上の支払いを月30回行う」を簡単に達成できます。
※2月は日数が30日も無いですが、普段の支払いと組み合わせると30回達成は可能と思います。
Amazonギフトカードオートチャージはこちらから:オートチャージ設定 (amazon.co.jp)
注意点としては、オートチャージで、月に6,000円分Amazonギフトカードの残高がチャージされるので、日用品や食品などに使っていきましょう。
また、公共料金やサブスクなどで毎月決まった支払いがある場合、その回数分は減らしておけばAmazonギフトカードへチャージする回数も少なくできます。
例えば毎月10回は必ず引き落とされる支払いがある場合、Amazonギフトカードオートチャージは20回行った時点で一旦休止すればOKです。
(PayPayステップ達成方法2)au PAYへチャージする【Mastercard】

PayPayカード(Mastercard)を使ってau PAYへチャージすることで、月の利用回数を稼ぐことができます。
au PAYへチャージできるPayPayカードはMastercardブランドのみです。VISAやJCBブランドではチャージできません。
月に30回の支払い方法が足りなかった場合、月末に残りの回数au PAYへチャージしてしまうという方法です。
au PAYチャージは最低金額が3,000円からなので、残り10回必要であれば3,000円×10回で30,000円チャージする必要があります。
また、au PAYチャージの月の上限は50,000円までです。
PayPayカードからau PAYへのチャージは、3,000円のチャージが月に16回が上限で、月48,000円のチャージが上限となります。
↓au PAYについてはこちらの記事で。

(PayPayステップ達成方法3)JAL Payへチャージする
PayPayカードMastercard、JCBのいずれもJAL Payへチャージできます。
VISAブランドはJAL Payチャージに手数料がかかります。
JAL Payへチャージした残高から支払ってもいいですが、後述するANA Payにチャージして支払ってもOKです。
Androidなら以下のようなルートもとれます。
PayPayカード→JAL Pay→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ

楽天キャッシュまでチャージを進めて、楽天証券での楽天キャッシュ積み立てで現金化することも可能だニャ。ただしAndroid限定の方法なので注意!
JAL Payのチャージ最低金額は1,000円からなので、1,000円のチャージを30回繰り返せば、30,000円分となります。
残り7万円はチャージしておいて使いましょう。
(PayPayステップ達成方法3)ANA Payへチャージする


PayPayカードVISA、Mastercard、JCBのいずれもANA Payへチャージできます。
基本的にANA Payへチャージした残高から支払うようにします。



先ほどJAL Payで説明した楽天キャッシュへ行くルートを使ってもイイネ。
ANA Payのチャージ最低金額は1,000円からなので、1,000円のチャージを30回繰り返せば、30,000円分となります。
残り7万円はチャージしておいて使いましょう。
↓ANA Payについてはこの記事で。


(PayPayステップ達成方法4)ファミペイへチャージする【JCB】


PayPayカードを使ってファミペイへチャージすることで、月10万円の利用・月30回の利用を達成できます。
ただし、ファミペイへチャージできるPayPayカードはJCBブランドのみです。VISAやMastercardブランドではチャージできません。
ファミペイへのチャージは3,000円からなので、3,000円のチャージを30回繰り返せば9万円チャージできます。
ファミマTカードのみ1,000円からチャージできますが、それ以外のクレジットカードは3,000円からチャージできます。
チャージしたファミペイボーナスは、ファミリーマートで楽天ギフトカードを購入して楽天キャッシュにすることも出来ます。
楽天キャッシュで楽天証券の投資信託積立にも使える
楽天キャッシュは楽天証券での投資信託積立にも使えるので便利ですね。
ちなみに5万円分の楽天キャッシュ積み立てを行う場合、3,000円のチャージを月に17回行うと51,000円となります。
厳密にちょうど5万円にしたければ、3,000円のチャージを15回と、5,000円のチャージを1回行えばOKです。
(PayPayステップ達成方法5)Suicaへチャージする


PayPayカードの利用回数を稼ぐためには、Suicaへのチャージもおススメです。
PayPayカードからApple Pay、Google PayのSuicaにチャージするときには、1円からチャージできます。
PayPayステップの条件である1回200円の決済を30回は、200円のSuicaチャージを30回繰り返して、6,000円分Suicaの残高にしてしまえばOKです。
6,000円分のSuica残高なら、普段のお買い物で使いきれそうですね。
↓1円からSuicaにチャージする方法はこちら


(PayPayステップ攻略法3)支払い金額を稼ぐ
1カ月に10万円使うのが難しいという人には、以下の方法はどうでしょうか。
PayPayカードを起点に楽天キャッシュを調達して、楽天証券の投資信託積立に使う方法です。
(人によっては購入した投資信託を早めに(!)売却すれば資金は戻ってきます)
楽天キャッシュ積み立ては月5万円が上限なので、5万円分は投資信託積み立てで消化でき、残り5万円をお買い物に使えばOKです。
- PayPayカードがJCBブランド・・・ファミペイチャージ&楽天ギフトカード購入
- Androidユーザー・・・チャージルートを利用して楽天キャッシュ調達
(楽天キャッシュに変える1)PayPayカードがJCBの場合
PayPayカードがJCBの場合は、ファミペイにチャージして、ファミリーマートで楽天ギフトカードを購入します。
楽天ギフトカードを使って楽天キャッシュにチャージすれば、楽天キャッシュの調達は完了です。



ただし月のチャージ上限に気を付けるニャ。
モデルケース
(1)「PayPayカード(JCB)→ファミペイチャージ」で、3,000円を15回チャージ、5,000円を1回チャージで50,000円分の楽天ギフトカードを購入します。
(2)モバイルSuicaチャージで、200円分を14回行って、2,800円分のSuicaの残高(SF)にします。
残り47,200円分は、好きなように支払いに使います。
(楽天キャッシュに変える2)Androidスマホの人の場合:チャージルート利用
iPhoneの人は対応していないのですが、Androidスマホの人の場合に出来る方法です。
PayPayカード→JAL Pay→ANA Pay→楽天Edy→楽天ペイ(楽天キャッシュ)
というチャージルートを使って、楽天キャッシュを調達します。
この時「楽天Edy→楽天ペイ(楽天キャッシュ)」がAndroidスマホ限定なので注意しましょう。
なお、PayPayカード→JAL Payは、PayPayカードがJCBかMastercardの時に利用できます。(VISAは手数料がかかる)
PayPaカードゴールドを使えば2%還元にできる
PayPayカードを使ってPayPayステップを達成した場合、還元率は1.5%になります。
ただし、PayPayカードゴールドは通常還元率が1.5%のため、PayPayステップ達成で還元率2%にすることができます。
常に2%であればお得にお買い物ができるのですが、PayPayカードゴールドは年会費が税込11,000円かかります。
どちらがお得になるのかはよく考えましょう。
↓PayPayカードとPayPayカードゴールドとどちらがお得か検証しました。


PayPayステップは達成するのがお得なの?
PayPayステップを意地でも達成する方法を解説しましたが、これが本当にお得になるのかはよく考えましょう。
Amazonギフトカード・au PAY・ANA Payなどへのチャージで支払い回数を稼いだ場合、その分残高を使う必要があります。
チャージした残高が使い切れるかどうかよく考えましょう。



チャージルートで楽天キャッシュへ交換できれば、楽天証券の楽天キャッシュ積み立てで現金化も出来ます。そうするとお金を使わずにPayPayステップが達成可能です。(ただし楽天証券の楽天キャッシュ積み立ては月上限5万円)
PayPay以外にもお得な決済方法があるので、毎月の支払いが10万円もいかないようであれば、そちらの方がお得かもしれません。
↓例えば楽天ペイは常に1.5%還元でお買い物ができます。


↓楽天ペイを始めるならこちらからどうぞ
まとめ
PayPayステップを意地でも達成する方法を解説しました。
毎月10万円の支払いはなんとか達成できるかもしれませんが、200円以上で30回の支払いはなかなか難しいですね。
ただし、Amazonギフトカードやau PAY、ANA Payへのチャージを利用すれば、支払い回数を稼ぐことができます。
これらをうまく使って、PayPayステップを達成してみましょう。