ポイ活をやっていると耳にする「楽天キャッシュ」、ご存じですか?
ポイ活民(ポイ活をやっている人たち)は楽天キャッシュをどうやってお得に手に入れるか、チャージルートはどうするか、といった話題が出ているのを目にしたこともあるのではないでしょうか。
ポイ活初心者の方は「なぜそんなに楽天キャッシュを欲しがるの?」と疑問に思うかもしれないと思い、この記事を書きました。
ただし、私がまとめた以外にもお得な楽天キャッシュの活用法があるかもしれないのでその点はご了承ください。
楽天キャッシュってそもそも何だっけ?
最初にちょっとだけおさらいしておくニャ!
そもそも楽天キャッシュとは?
楽天キャッシュとは、楽天経済圏で使える電子マネーです。
楽天市場でのお買い物や、楽天ペイで街のお買い物に使えたり、楽天証券で楽天キャッシュ積み立てにも使えます。
楽天キャッシュはネットショッピングから街のお買い物に使えるため、普段からお金のように使える電子マネーと言えます。
(注意点)楽天キャッシュはどこでも使えるわけではない
ただし、注意点が一つあります。楽天キャッシュはどこのお店でも使えるわけではないという点です。
ネットショッピングなら楽天市場をはじめとした楽天のサービスでのみ使えます。
街のお買物では楽天ペイの使えるお店でのみ使えます。
また、楽天キャッシュは楽天Edyにチャージすることで楽天Edyが使えるお店での支払いに使うことも出来ます。
ポイ活民は楽天キャッシュをどう使うのかな?
ポイ活民が楽天キャッシュを求める理由を解説するニャ!
(ポイ活民の楽天キャッシュの使い道1)お買い物に使う
ポイ活民が楽天キャッシュを求める理由の一つ目は、お買い物のポイント還元率が高いという点です。
例えば街のお買物ではスーパーやドラッグストアで楽天ペイで支払いをすれば、楽天キャッシュを使ってお買い物ができます。
楽天ペイの楽天キャッシュ支払いは1.5%還元でポイントが貯まるので、それだけでもお得です。
さらにこの楽天キャッシュをお得に調達できれば普段のお買物から沢山ポイントを貯められます。
(ポイ活民の楽天キャッシュの使い道2)税金の支払いに使う
楽天ペイの請求書払いなら、税金や公共料金の支払いに楽天キャッシュが使えます。
請求書払い自体にポイント付与はありませんが、楽天キャッシュを調達するまでにポイントを貯めることが出来れば、実質的に税金や公共料金の支払いにポイントをつけることができます。
税金や公共料金の支払いはまとまった金額になることが多いので、これは助かりますよね。
2025年以降のふるさと納税にも使える
2025年からふるさと納税の支払い時に、それぞれの仲介サイトが独自でポイントを付与するのが禁止される見込みとなっています。
ただし、支払い自体で付与されるポイントは別となります。
例えばクレジットカードで決済した場合にクレジットカード自体のポイントは付与されます。
これと同じように楽天キャッシュを調達する際にポイントを沢山貯めれば、楽天ペイの請求書払いで楽天キャッシュを使ってふるさと納税をする時にポイントを沢山貯められるということです。
ただし現時点での見込みなので、今後ルールが変更・新設される可能性があります。その点に十分ご注意ください。
(ポイ活民の楽天キャッシュの使い道3)楽天証券の投資信託積立に使う
楽天キャッシュは、楽天証券の楽天キャッシュ積み立てで投資信託の購入使えます。(月上限5万円)
この時以下のようにポイントを貯めることができます。
- 楽天キャッシュ調達時にクレジットカードを使いチャージルートでポイント付与。
- 積立利用額に対して0.5%のポイント付与。
楽天キャッシュの楽天証券の投資信託の積立購入では上記のようにポイントが2重取りできます。
購入した投資信託はどうしたらいい?
購入した投資信託はそのまま保有していてもいいですし、自分のタイミングで売却することで現金が戻ってきます。
この現金は証券口座から銀行口座へ出金することも出来ます。
投資信託は値動きがあるので売却時には購入した金額より高くなるかもしれないし安くなるかもしれません。
なるべく値動きの少ない投資信託を購入すると、もし売却時にマイナスになっても「ポイント付与の方が大きければお得になる」ということです。
100万円修行にも役立つ
クレジットカードの中には「100万円修行」と言って年間100万円の決済をすることで「年間ボーナスポイント」がもらえるものがあります。
「年間ボーナスポイント」がもらえるクレジットカードには、以下のようなものが挙げられます。
クレジットカード | ボーナスポイント |
---|---|
JQカードセゾンゴールド | 年間100万円利用でボーナスポイントが10,000ポイント |
エポスゴールドカード | 年間100万円利用でボーナスポイントが10,000ポイント |
JQカードエポスゴールド | 年間100万円利用でボーナスポイントが10,000ポイント |
三井住友カードゴールド(NL) | 年間100万円利用でボーナスポイントが10,000ポイント |
例えばエポスゴールドカードは年間100万円利用でボーナスポイントが10,000ポイント貰えます。
通常決済で貰えるポイントは100万円に対して0.5%の5,000ポイントなので、合計15,000ポイント貰える場合、1.5%還元となる計算です。
楽天キャッシュ積み立てに「年間ボーナスポイント」がもらえるクレジットカードを使うと、このボーナスポイントが獲得しやすくなります。
三井住友カードゴールド(NL)は国際ブランドに注意
年間100万円の決済をすることで「年間ボーナスポイント」がもらえるクレジットカードの中でも三井住友カードゴールド(NL)は注意が必要です。
三井住友カードゴールド(NL)は、MastercardブランドであればJAL Payチャージを起点として楽天キャッシュが調達できますが(Android)、VISAブランドはチャージルートで楽天キャッシュを調達するのは現状難しいようです。
楽天キャッシュ積み立てでどれくらいお得になるかもう少し具体的に
楽天証券の投資信託積立では、楽天キャッシュは月に50,000円まで利用できます。
「年間ボーナスポイント」がもらえるクレジットカードは毎月5万円分が利用額として計算できることになります。
これを1年間続けると、一つのクレジットカードで5万円×12カ月=60万円分利用できることになります。
そうすると「年間100万円利用でボーナスポイント」がもらえるクレジットカードは、1年間で残りの40万円の利用でボーナスポイントがもらえるできることになります。
1年間続けなくても何か月か続ければボーナスポイントに届きやすくなるので、これを活用するのがおススメです。
1カ月 | 2カ月 | 3カ月 | 4カ月 | 5カ月 | 6カ月 | 7カ月 | 8カ月 | 9カ月 | 10カ月 | 11カ月 | 12カ月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5万円 | 10万円 | 15万円 | 20万円 | 25万円 | 30万円 | 35万円 | 40万円 | 45万円 | 50万円 | 55万円 | 60万円 |
電子マネーチャージの種類によっては、チャージが「年間100万円利用」のカウント対象外となるクレジットカードもあるので注意しましょう。
楽天キャッシュ調達の注意点
楽天キャッシュ調達のための100万円修行ができるクレジットカードをいくつか紹介しましたが、これらのカードを使って直接楽天ペイ(楽天キャッシュ)へチャージはできません。
楽天キャッシュへ直接チャージが出来るのは楽天カードのみです。
そのためこれらのカードから楽天キャッシュを調達するには別の電子マネーへのチャージを経由する必要があります。(次の「楽天キャッシュをお得に調達しよう」を参照)
楽天キャッシュをお得に調達しよう
楽天キャッシュはチャージルートを使うとお得に調達ができます。
クレジットカードの還元率だけでなく、電子マネーチャージを通じてポイントを獲得していきます。
こうすることで普段よりポイントを沢山貯めながら楽天キャッシュを調達できます。
楽天キャッシュのお得な調達方法は別の記事にまとめたので参考にしてみてください。
まとめ
ポイ活民が楽天キャッシュを求める理由と楽天キャッシュの使い道について解説しました。
楽天キャッシュは楽天ペイでのお買い物に使えるだけでなく、税金や公共料金の支払いに使えるのもメリットです。
また楽天証券の投資信託積立に使うことで、ポイントを沢山貯めることができるのが最大の魅力と言えるでしょう。
楽天キャッシュをお得に手に入れて、ポイントを沢山貯めましょう!