PayPayポイントって現金化できるの?
みなさんPayPayポイント貯めていますか?
基本的にPayPayポイントは現金化(出金)出来ないのですが、裏技を使って現金にすることができます。
- PayPayポイントを現金にして使いたい
- PayPayポイントをすぐ使う予定が無いから現金にして貯金したい
(しかも手数料をなるべくかけたくない!)
そういった方のための記事です。
↓PayPayポイントのお得な使い方と貯め方はこの記事で!
PayPayポイント現金化の概要

PayPayポイントは「PayPay証券→PayPay銀行」の流れで現金化します。
なるべく手数料のかからない方法を解説します。
短期間のやり取りで行うため、リスクをなるべく下げる方法を考えていますが、有価証券は変動リスクがあるので自己責任で行ってください。
用意するもの
PayPayポイントの現金化のために用意するものはこちらです。
- PayPayアプリ(PayPayポイント残高あり)
- PayPay銀行
- PayPay証券
PayPayアプリは使っていても、PayPay銀行やPayPay証券は使っていないという人は多いのではないでしょうか。
PayPay銀行
PayPay銀行はPayPayアプリと連携することで
- PayPayマネー
- PayPay銀行口座の残高
の2つを自由に行き来できるようになります。

PayPayマネーの銀行口座への出金には手数料がかかりますが、PayPay銀行の場合は手数料が無料です。
PayPayポイントを現金化するのに持っておくと便利な銀行です。
PayPay証券から出金するときにPayPayマネーとして手元に来るので、現金化するために必要になります。
またPayPay銀行から三井住友銀行への振込手数料が無料なので使い勝手も良いです。
↓PayPay銀行はどんな銀行か分かります。
PayPay銀行を開設しよう
PayPay銀行を開設するなら、ポイントサイトからはじめるとお得です。
どこ得さんから、今どのポイントサイトが高還元こちらから調べましょう。(大体1,500円くらいが目安かな)
ポイントサイト新規登録時には紹介コードや紹介リンクを使うとボーナスポイントがもらえるので、よろしければ以下の記事からお使いください。
ポイントサイトを使わない人は、PayPay銀行は以下のリンクから解説することができます。
PayPay証券
PayPayポイントを現金化するために欠かせないもう一つがPayPay証券です。
PayPayポイントはそのままでは現金にできないので、一旦有価証券(株や投資信託)を購入し、これを売却してPayPayマネーにします。
このPayPayマネーは手数料無料でPayPay銀行へ出金できます。
PayPay証券を開設しよう
PayPay証券は開設の手数料も維持費もかからないので、ひとまず開設してみましょう。
PayPay証券の開設も、ポイントサイトからはじめるとお得です。
どこ得さんから、今どのポイントサイトが高還元こちらから調べましょう。(出ていない時もあります)
ポイントサイト新規登録時には紹介コードや紹介リンクを使うとボーナスポイントがもらえるので、よろしければ以下の記事からお使いください。
ポイントサイトを利用しない人は、以下のリンクからPayPay証券の口座開設ができます。
【要注意】PayPay資産運用はポイント運用とは違う

今回取り扱うのは「PayPay資産運用」です。
注意点としては、PayPayアプリ内にある「ポイント運用」は今回扱う「PayPay資産運用」とは異なるという所です。
最終的に現金にするには「資産運用」を利用しなければなりません。
ポイント運用
ポイント運用はPayPay証券の口座が無くても利用できます。
利用できるのはPayPayポイントのみで、コースも少なく設定されています。
預けたPayPayポイントを引き出す時は、PayPayポイントのまま戻ってきます。
資産運用
資産運用はPayPay証券の口座が必要です。
PayPayポイントだけでなくPayPayマネーも投資に利用できます。
投資に利用したPayPayポイントは、投資信託売却時にはPayPayマネーとして戻ってきます。
PayPayポイントの現金化2つの方法
PayPayポイントの現金化方法を2種類紹介します。
PayPay証券では、なるべく値動きの少ない投資信託を購入することとします。
- PayPayポイントで投資信託を購入してすぐ売却する(スポット購入)
- PayPayポイントを使って投信積立をし、売却する(つみたて購入)
この2つは同じように見えて大きく異なります。
スポット購入とは
スポット購入は、PayPayポイントを使ってすぐに投資信託を購入します。
そして購入完了後、すぐに売却手続きをしてPayPayマネーにする方法です。
現金化まで速いのがメリットですが、取引手数料がかかるのがデメリットです。
PayPay証券では以下のスプレッド(簡単に言うと手数料)がかかります。
- ① 日本時間 23:30 ~ 6:00 (夏時間:22:30 ~ 5:00)・・・「基準価格」に0.5%を乗じた価格
- ② ①以外の時間帯・・・「基準価格」に0.7%を乗じた価格
0.5%や0.7%というと少ないように見えますが、購入・売却で往復させると倍かかるので1%や1.4%となってきます。
少しの手数料もかけないようにしたいなら、次の方法がおススメです。
つみたて購入とは
つみたて購入は、あらかじめ購入する銘柄・金額を決めておいて、決まった日付になったら自動的に投資信託を購入する方法です。
PayPayポイントを使ってつみたて購入をすることができます。
事前の設定が必要なので、現金化まで時間がかかるのがデメリットです。
メリットとしては、スポット購入と違い売買手数料がかからないことです。
ただし、投資信託の種類によって信託報酬、信託財産留保額がかかります。
投資信託の値動きによってはプラスになって現金化することも出来ます。
つみたて購入によるPayPayポイントの現金化
ここからはつみたて購入によるPayPayポイントの現金化について解説します。
購入できるのは100円からなので、100ポイントから購入の設定ができます。
PayPayポイントの現金化だけが目的なら、購入→売却まで行ったらつみたて設定は解除しておきましょう。
つみたて購入の手順

つみたて購入の手順は以下の通りです。
- 購入を希望する投資信託を選択する
- 「つみたて」を押す
- 積立金額を設定する
- 入金連携先を選択・・・「PayPay残高」を選択(※)
- つみたて頻度を選択・・・「毎日」か「毎週」か「毎月」
- つみたての注文日を選択
- 「つみたて設定する」を押す
- 確認後「申込」を押す

(※)PayPayポイント利用設定を、「支払いに使う」にしておけば、積立代金にPayPayポイントが自動的に利用されます。
(PayPayポイント→PayPayマネーの順)
おすすめの設定方法は?
積み立てを「毎日」にして、必要な金額を入力してしまえばOKです。
積立購入が行われる前に、PayPayマネーをPayPay銀行に出金してPayPayの残高をゼロにしておくと、きれいにPayPayポイントだけ使われます。
積立購入が終わったら、積立設定を解除して、必要に応じてPayPay銀行からPayPayマネーを補充しましょう。
つみたて購入のスケジュール
積立購入のスケジュールは以下の通りになります。
※毎週火曜日で「つみたて」の設定をした場合(月曜日の14:59までに設定が完了した場合)

約定日・受渡日は銘柄により異なります。
受渡までに時間がかかるので注意しておきましょう。
売却する・売却のスケジュール
購入した銘柄を売却するときは、売却したい銘柄を選択し、金額を入力の上「売る」を押すだけです。
売却のスケジュールは以下の通りとなります。(9日14:59までに売却の申込みをした場合)

約定日・受渡日は銘柄により異なります。
こちらも受け渡しまで時間がかかるので注意しておきましょう。
売却後の流れ
銘柄を売却した後は、PayPayマネーとしてPayPay残高に出金されます。
PayPayマネーをPayPay銀行の口座に出金しましょう。
PayPay銀行は三井住友銀行への振込手数料が無料です。
三井住友銀行の口座がOlive口座の場合、他行振込手数料が月3回まで無料なので、この手数料無料回数を使って、ATMで引き出したい銀行の口座へ振り込めばOKです。
もちろん三井住友銀行のATMを利用しても良いです。
また、PayPay銀行は1回の利用金額が3万円以上の場合、ATM出金手数料が無料になります。
↓三井住友銀行のOlive口座って何?という人は読んでみよう。
つみたて購入では、PayPayポイントも貯まる
PayPay残高(PayPayポイント)を使って、積立購入で投資信託を購入した場合、購入額の0.5%分のPayPayポイントが貯まります。
ただし付与されるポイントの上限は月に250ポイントで、投資信託の購入金額としては月50,000円が上限です。
現金化するのにポイントも貯まったら嬉しいですね。
購入と売却に関する注意点
ただし注意点があります。
積立購入後にすぐ売却する「即売り」を繰り返し行ってしまうと、PayPayポイント付与の対象外となる可能性があります。
積立購入後にすぐ売却する「即売り」を繰り返し行ってしまうと、PayPayポイント付与の対象外となる可能性があります。
公式では以下のように発表されています。
4)ポイント取り消しについて
3)の禁止事項に該当しない場合でも、ポイント取得のみを主な目的としていると当社が判断した行為があった場合は、付与されたポイントが取り消しになる可能性があります。
また、今後も本プログラムが適用されなくなる可能性があります。
貯まったポイントを現金化するのに、たまに「投資信託の積立購入→すぐ売却する」なら大丈夫な感じがしますが、毎月のように行うと、ポイント付与は無くなってしまう可能性があるので注意しましょう。
購入におすすめの銘柄は?
どの投資信託を購入するかが問題ですが、なるべく値動きの少ない銘柄がおススメです。
たとえば「バンクローンコース(為替ヘッジあり)」などは比較的値動きが少ないので個人的にはおすすめです。
まとめ
PayPayポイントをなるべく手数料をかけずに現金化する方法について解説しました。
PayPay証券で投資信託購入後に即売却すると売買手数料がかかるので、つみたて購入で投資信託を購入後売却をすると手数料が少なくて済みます。
なるべく手数料をかけずに現金化したいならこの方法を参考にしてみてください。