みなさんはどのポイントを貯めていますか?
ポイントは分散してしまうと貯まりにくいので、たくさん貯めるにはメインのポイントを決めるのがおすすめです。
しかし世の中にはたくさんのポイントがあるので、どのポイントを貯めたらよいのか悩みますよね。
そこで、各ポイントの特徴をまとめて比較できるようにしました。
この記事を読んで、あなたがメインで貯めるポイントを決めましょう。
ポイ活で貯めるポイントの特徴 比較
この記事では以下の4種類のポイントを中心に解説します。
- dポイント
- PayPayポイント
- Pontaポイント
- 楽天ポイント
これらのポイントは使えるお店も多くクレジットカードやQRコード決済で貯められるので、メインで貯めるポイントに向いています。
ポイ活で貯めるポイントを選ぶ(どこを比較する?)
ポイントを選ぶには、以下の6点を比較して考えましょう。
- ポイントの有効期限
- 一般クレジットカードでのポイントの還元率
- QRコード決済でのポイント還元率
- どのお店で使えるか
- ポイントをQRコード決済残高へ移行できるか
- ポイントを他の人へ送れるか
【ポイ活で貯めるポイント】有効期限の比較
多くのポイントには有効期限がありますが、ポイントによって様々です。
比較してみると、利用すると有効期限が伸びるポイント、有効期限が長いポイント、そもそも有効期限が無いポイントなどがあります。
ポイント | 有効期限 | 期限の延長 | 期間限定ポイント |
---|---|---|---|
dポイント | 最後にポイントを加算・利用した日から12カ月後まで(※1) | 〇 | あり |
PayPayポイント | ・通常ポイントは有効期限なし(※2) ・期間限定ポイントには期限アリ | なし | あり |
Pontaポイント | 最後にポイント加算、またはポイント利用がされた日から1年間 | 〇 | なし |
楽天ポイント | ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日まで | 〇 | あり |
WAON POINT | 1年間のポイント加算期間を含む最大2年間 | × | なし |
Vポイント | ポイントの最終変動日から1年間 | 〇 | なし(一部あり) |
(※1)2025年10月以降、dポイントの有効期限は最後にポイントを加算・利用した日から12カ月後までに変更
(※2)2025年2月以降Yahoo!ショッピングで付与されるポイントが「PayPayポイント(期間限定)」になります
(ポイ活有効期限 比較1)dポイント
2025年10月以降、dポイントの有効期限は最後にポイントを加算・利用した日から12カ月後までとなりました。
利用したり新たに獲得しても、延長はありません。
dポイントには期間・用途限定のポイントがあります。
「dポイント(期間・用途限定)」の有効期限は、進呈されたdポイントによって異なりますが、通常ポイントよりも短くなっています。
ポイ活でdポイントを貯めるときは、この「dポイント(期間・用途限定)」の期限を切らさないように注意しましょう。
(ポイ活有効期限 比較2)PayPayポイント
「PayPayポイント(通常)」には有効期限がありません。
2025年2月以降Yahoo!ショッピングで付与されるポイントが「PayPayポイント(期間限定)」となり、有効期限が作られました。
通常ポイントは期限切れを気にすることなく安心して貯められますが、Yahoo!ショッピングで貯めたポイントには注意しましょう。
(ポイ活有効期限 比較3)Pontaポイント
Pontaポイントの有効期限は最後にポイント加算、またはポイント利用がされた日から1年間です。
期間限定ポイントは基本的にはありません。
ポイ活でPontaポイントを貯める場合、使い続ければ期限は延長され続けます。
リクルートのサービスで付与されるPontaポイントには期間限定ポイントがあります。
(ポイ活有効期限 比較4)楽天ポイント
楽天ポイントの有効期限はポイントが付与された月の翌年同月の前月末日までです。
ポイントが付けば延長されるので、期限までに新たに通常ポイントを獲得すれば有効期限が切れることはありません。
楽天ポイントには期間限定ポイントがあり、獲得したキャンペーンにより期限は変わりますが、獲得後約1カ月後までと、通常ポイントよりも短く設定されています。
ポイ活で楽天ポイントを貯める場合、期間限定ポイントが貯まりやすいので、いかに消費するかが重要になります。
【一般クレジットカードでポイ活】ポイント還元率の比較
ポイント | 一般クレジットカード | 還元率 | 年会費 |
---|---|---|---|
dポイント | dカード | 1% | 無料 |
PayPayポイント | PayPayカード | 1% | 無料 |
Pontaポイント | au PAYカード | 1% | 無料 |
楽天ポイント | 楽天カード | 1% | 無料 |
共通ポイントの貯まる一般のクレジットカードでポイ活する場合、どれくらいのポイントが貯まるのでしょうか。
比較してみると、基本的にはどれも1%のポイント還元になっています。使い勝手は基本的には変わりませんね。
ただし、それぞれのゴールドカードになると還元率や特典が変わってくるので注意です。
(一般クレカでポイ活1)dポイント
dポイントが貯まる一般クレジットカードはdカードです。
dカードでの決済で1%のdポイントが貯まります。
dカードは年会費無料です。
(一般クレカでポイ活2)PayPayポイント
PayPayポイントのたまる一般クレジットカードはPayPayカードです。
PayPayカードでの決済で1%のPayPayポイントが貯まります。
PayPayカードは年会費無料です。
(一般クレカでポイ活3)Pontaポイント
Pontaポイントの貯まる一般クレジットカードはau PAYカードです。
au PAYカードでの決済で1%のPontaポイントが貯まります。
au PAYカードは年会費無料です。
(一般クレカでポイ活4)楽天ポイント
楽天ポイントの貯まる一般クレジットカードは楽天カードです。
楽天カードの決済で1%の楽天ポイントが貯まります。
楽天カードは年会費無料です。
(クレカでお得にポイ活)リクルートカードならもっとポイントが貯まる
クレジットカード決済のポイ活でdポイントとPontaポイントを貯める場合、dカードやau PAYカードよりも、リクルートカードの方がポイントを沢山貯めることができます。
リクルートカードの決済で1.2%でリクルートポイントが貯まります。
リクルートポイントはdポイントとPontaポイントに等価交換することができます。
したがって、普段のお買物ではdカードやau PAYカードを使うよりリクルートカードを使う方がポイントが貯まりやすいと言えます。
↓1.2%も貯まるリクルートカードについて解説はこちら。
【QRコード決済でポイ活】ポイント還元率の比較
ポイント | QRコード決済 | 前払い還元率 | 後払い還元率 |
---|---|---|---|
dポイント | d払い | 0.5% | 1% |
PayPayポイント | PayPay | 0.5% | 1% |
Pontaポイント | au PAY | 約1.5% | 利用不可 |
楽天ポイント | 楽天ペイ | 1.5% | 1% |
(QRコード決済でポイ活1)dポイント→d払い
d払いを使ったポイ活では、支払い方法によってポイント付与率が異なります。
比較してみると、
- 後払いで1%
- 残高払いで0.5%
のdポイントが貯まります。
(QRコード決済でポイ活2)PayPayポイント→PayPay
PayPayを使ったポイ活では、支払い方法によってポイント付与率が異なります。
比較してみると、
- クレジット払い(後払い)で1%
- 残高払いで0.5%
のPayPayポイントが貯まります。
(QRコード決済でポイ活3)Pontaポイント→au PAY
au PAYを使ったポイ活では、支払い方法は1種類のみです。(au PAYは残高払いのみです。)
- 残高払いで、チャージ時と支払い時合わせると約1.5%
のポイントが貯まります。
au PAYではチャージにMastercard、AMERICAN EXPRESSのブランドカードが必要です。
また、VISAブランドでは一部のカードが対応しています。
(QRコード決済でポイ活4)楽天ポイント→楽天ペイ
楽天ペイを使ったポイ活では、支払い方法によってポイント付与率が異なります。
比較してみると、
- 残高(楽天キャッシュ)払いで1.5%
- 後払いの場合は1%
の楽天ポイントが貯まります。
楽天ペイでお得にポイントを貯めるには、残高払いがおすすめです。
【ポイ活で貯めたポイント】使えるお店の比較
ポイ活で貯めたポイントが使えるお店を比較してみましょう。
各ポイントの使えるお店は、下のリンクから検索することができます。
「貯めたポイントをどこで使うのか」はとても大切です。
普段お買い物に行くお店で使えるポイントは使い勝手がいいですよね。
また、クレジットカードの支払いにポイントを当てることも出来ます。
さらにポイントを現金化することも出来るので、貯めたポイントを現金化して貯金に回すのも一つの方法です。
↓例えばPontaポイントなら、記事の手順でポイントを現金化出来ます!
【ポイ活ランキング】たくさん貯めやすいのはどれ?
これからポイントを貯めて節約・貯蓄するなら、たくさん貯まるポイントはどれか気になりますよね。
ここでは私個人の主観のお遊びランキングですが、普通の人がお買い物をして貯まりやすいポイントのランキングを発表します。
- 楽天ポイント
- Pontaポイント
- PayPayポイント
- dポイント
【第1位】楽天ポイント
楽天ポイントは、楽天ペイの残高払いで1.5%のポイント還元になるので、貯めやすいポイントです。
また、楽天市場を利用する人には、お買い物で最大44倍お得になるなど、ポイントアッププログラムで大量のポイントを獲得することができます。
楽天経済圏の人は特にポイントが貯まりやすいと言えるでしょう。
ただし注意点があり、ポイントアップキャンペーンで獲得したポイントの多くが期間限定ポイントとなり、1カ月ほどしか期限がありません。
使い切るのが難しいようであれば、別のポイントを貯める選択をするのもよいでしょう。
【第2位】Pontaポイント
Pontaポイントではau PAYの残高払いで最大1.5%のポイントが貯められます。
また、たぬきの吉日・たぬきの抽選会といったキャンペーンもありボーナスポイントが貯まるので、貯まりやすいと言えるでしょう。
ただし、au PAYへチャージできるクレジットカードはMastercard、AMERICAN EXPRESSのブランドで、VISAブランドは一部のカード会社に限られる点に注意が必要です。
au PAY カード(au PAY ゴールドカード)以外のクレジットカードの場合、au PAYへのチャージ上限が50,000円までである点にも注意しましょう。
【第3位】PayPayポイント
PayPayポイントはPayPayのクレジット払いで1%のポイント還元率です。
このクレジット払いにはPayPayカードが必要になるので注意しましょう。
(2025年1月からPayPayカードのみとなります。それまでは他社カードも利用可能)
PayPayステップを達成すれば、PayPayのクレジット払いは1.5%還元になるのでお得です。
ただし達成するための条件が少し厳しいので、上手に攻略しましょう。
また、超PayPay祭りというキャンペーンが開催されることがあり、ポイントアップのチャンスがあります。
【第3位】dポイント
dポイントはd払いの後払いで約1%のポイントを貯めることができます。
2024年10月3日から、dポイントクラブの制度が変更になりました。
dポイントクラブのランクによってd払いのポイント還元率が変わります。
また、「金・土曜日はd曜日」というキャンペーンで、d払いを利用したオンラインショッピングでポイントが貯まりやすいのが特徴です。
dポイント増量がすごい
基本の還元率は普通ですが、dポイントには「dポイント増量」というすごいキャンペーンがあります。
他社ポイントから交換するときに10%増量になるキャンペーンが年に何回か開催されます。この時にdポイントに集めるとポイントを沢山増やすことができます。
このランキングは筆者の主観によるお遊びと思ってご覧ください。それぞれに特徴があり上手く貯めればお得です。
人によってキャンペーンの利用の仕方や支払い方法次第で、実際のお得度は変わります。
【ポイ活で貯めるポイントの選び方】特徴の比較から
ポイ活で自分がどのポイントを貯めたら良いのか、選び方をご案内します。
(ポイ活選び方1)携帯電話会社のポイントを選ぶ
まず、自身が契約している携帯電話のポイントは貯めやすいのでおススメです。
- ドコモ・・・dポイント
- ソフトバンク、ワイモバイル・・・PayPayポイント
- au、UQモバイル・・・Pontaポイント
- 楽天モバイル・・・楽天ポイント
のように選ぶのも良いでしょう。
(ポイ活選び方2)ポイントの特徴から選ぶ
また、その人のタイプに合わせて選ぶのも一つの方法です。
- 有効期限切れを気にせず安心して貯めたい人・・・PayPayポイント
- 有効期限が短くても、とにかくたくさんポイントを貯めたい人・・・楽天ポイント
- QRコード決済に移して使ったり、銀行口座に戻しやすいポイントが良い人・・・Pontaポイント
- 家族間で貯めて、ポイントを1か所に集めて使いたい人・・・dポイント
まとめ
ポイ活で貯める共通ポイントにはそれぞれ特徴があります。記事では一つ一つ比較して紹介しました。
有効期限や、ポイントの貯まりやすさ、期間限定ポイントの有無など、自分が貯めて使いやすいポイントを選ぶのが重要です。
この記事を参考に、メインで貯めるポイントを選んでみてください。